- 看護師辞めて次は何をするかまだ決まっていない!
- でも今の職場でこれ以上続けるのは辛い
- コロナ禍で海外も国内も旅行に行くことも難しい時代
仕事もしないで無職でいる時間って不安しかないのかな?
今の仕事辞めたところで一般の会社で会社員なんてできるのかな?
- 勢いで退職を決断する人
- ずっと前から辞めたいと思っていた人
- 次の転職先が見つからないまま困っている人
いずれの人でも無職を恐れなくても良い考え方をご紹介していきます。
退職して無職になった看護師の不安や悩み
看護師が無職になるリスクやデメリット
看護師が無職になる期間の必要性
無職期間と再就職の苦労も経験が大事
退職して無職になった看護師の不安や悩み
新卒で1年未満ですぐに退職を意識する人も珍しくない時代。
仕事が覚えられないとか辛いということでは辞める人は少ない。
でも、人間関係等がきつい、耐えられないという人は圧倒的に多い。
他にも医療現場でも暴力や暴言、モラハラ、パワハラ等があったことで辞めた人もいる。
慢性期の病棟では、排せつや移動の介助などの肉体的な疲労も蓄積する。
腰痛等身体的な悩みから退職をする人もいるのが現実です。
再就職をすぐにできない背景
1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年という時間を要する悩みはいろいろある。
- 看護士として仕事をする事についての家族の理解の必要性(コロナ禍)
- 夜勤のある仕事を後何年続けるべきかという問題
- 出会いや結婚等人生設計における看護師という職業との相性
- もう二度と看護師をやりたくないと思えたほどのトラウマ経験
- 腰痛が辛くて現場復帰どころか社会復帰も困難な状態
こうした悩みを抱えている時にはどうしてもすぐに新しい医療機関に就職することは困難と考えるケースも多い。
看護師が無職になるリスクやデメリット
- ハードすぎた
- 精神的にも肉体的にももう疲れた!
- ギスギスした人間関係にはもううんざり
こんな感情がある一方で、以下のような悩みもある。
- 新社会人になるうえで組んだローン等の返済
- 一人暮らしの人は家賃や生活費の問題
- やりたいことが見つからないかもしれない
順にご紹介していきます。
ローン返済等の金銭的な不自由
- 通勤のために車をローンで購入した
- エステに通うためにショッピングローンを利用した
- ちょっと贅沢をしすぎた
こんな人も決して珍しくないのです。
看護師や保育士等有資格者になって働きだすと多くの人が「何とかなる」と思って財布のひもを緩めてしまう傾向がある。
結果として、1年以内等で退職をしてしまうと、失業給付を受け取るまでのタイムラグで支払いが大変になるという人も少なくない。
一人暮らしは家賃の滞納等も要注意
堅実に毎月貯金を心がけていた人なら、何も怯える必要はない。
しかし、あくまで貯金もほとんどしていないような状態になると、以下の出費はかなり痛い。
- 家賃
- 食費
- 水道代
- 電気やガス代
- 通信費(スマホ、固定回線費用)
- 被服費
- 車等の維持費
毎月の予算は、住まいのエリアなどによって大きく異なる。
しかし、基本として、毎月の日用品における消耗品を含めた家計は考えなければいけない。
単純にこの出費に苦しんでしまうと、美容院なんて贅沢品になる。
さらには、税金の支払いの問題も出てくる。
働いている時 | 職を失った時 | |
保険 | 社会保険加入 | 国民健康保険加入 |
年金制度 | 厚生年金加入 | 国民年金加入 |
住民税、市県民税 | 給料から天引き | 自分で納付 |
所得に応じて計算が変動することもあって、前年度の年収が良かったと思う人は、その分翌年の支払いが多くなる。
例えば、年収500万円程度を稼いだ人が辞めたら?
国保と市県民税、所得税などをざっくり計算すると、3万円程度は覚悟をしなければいけない人も出てくる。
やりたいことが見つからない不安
自分がどうしたらいいかわからなくなってしまった!
将来について漠然とした不安がある。
こんなタイプの人は、ずっとはまってしまうケースもあります。
日々の生活にも気持ちの余裕がなくなる!
この先の人生が決まっていれば、精神的にも安心がある。
でもその未来がわからなくなった時は?
こおうなると、友人と気晴らしで食事等を楽しむことも難しい状態になっていく。
ある意味、自分の将来をどう考えるべきかはインターネット上で検索してもその答えが書いてあるわけではない。
ある程度、視野を広げられない人には辛い日々が待っている。
看護師が無職になる期間の必要性
- 誰にも相談できない
- 無職であるというだけで肩身が狭い
- 彼氏がいるけどちょっと扱い方が変わった気がする
こんな悩みを抱えている人もいるのです。
無職生活の期間は必要です
- 自分を取り戻す
- 心と体を癒す
- 何も考えない時間を作る
こういう時間を全く作れない人は結局仕事に追われて人生が終わっていく。
しかし、一度冷静になる時間を作れば、自分の中での答えが見えてくるケースもあります。
本当に自分が何を求めているのか?
仕事を探しているのではなく、自分のやりがいや生きがいを探せるようになる。
何かしなければいけないではなく、自分がやりたいことのために調べる時間も増える。
このように自分の中での切り替えの時間を作る事は大切。
恋愛や結婚|付き合い方の変化
- 暇な時間が増えた
- 朝の時間も自由
- 社会人として友達や知り合いなどの人脈もない
こんな状態になると、つい好きな人や付き合っている彼氏がいると依存したくなる人もいる。
でもこういう時ほど恋愛はうまくいかない。
男性は、女性から結婚を迫られるのが苦手。
それが自分の仕事を辞めた後だから?と思われるような時期なら余計に重い。
やはり自分も生活に余裕が出てきたからそろそろ落ち着きたい。
こう考えることができる環境でアプローチをするようにしましょう。
むしろ、アプローチをするために再就職をするというのもきっかけだと思います。
無職期間と再就職の苦労も経験が大事
無職になるというのは、ある意味人生で必要なこと。
これは、自分自身が働く意味や価値を認識するため。
そして、自分を一度じっくり見つめ直すための時間。
再就職に苦労する人の特徴
資格は持っているけど、でも看護以外の仕事では全くの未経験の初心者。
そんな自分でもできる仕事はあるのかな?
それとも、国家資格を活かすことを優先するべきなの?
この考え方にまだ結論が出ていない人は、結局は何もかもが中途半端になってしまう可能性がある。
医療現場に入れば、他業種が気になる。
異業種転職に入社すれば、元の現場に戻ることを考える。
これでは、長く続けることが難しい状態になってしまう。
転職活動を楽しむ自分になる
今からネットで転職活動をすれば、いろいろなサイトがあるし、簡単に仕事は出てくるはず。
でもこの気持ちは、最初の1週間程度で終わってしまう。
結局、採用が決定すると、以下のような悩みを抱えることもある。
- 人間関係は医療機関と一般企業で大きく異なる
- 価値観や仕事に対する考え方も全く別
- 労働意欲を引き上げてくれる人との出会い
こんな流れで、自分にももしかしたら出来ることがあるかも!と思えるようになる。
視野を広げることで、自分が考えすぎていたと気付くことも多いです。
好条件には裏があるという社会の現実
- 離職率が高かった
- 人間関係でボスがいる職場だった
- 新人へのいじめや嫌がらせが多いと想像できそうな面接官の反応
こういう内容も面接を何回か受けているうちに気付くようになります。
在職中では慌てて次を見つけなければいけないという感覚になってしまう。
でも実際休息期間を作ったら、最後には自分の中で、過去の経験と重ねて考えることも出来るようになる。
正直、転職活動はそこまで難しいことではありません。
むしろ、決まらないかも!と思わせるような記事ほど転職活動をあまり経験していない人の話だと私は感じてしまう。
アピールポイントと志望動機をきちんと整理できれば再就職は難しい話しではありません。
まずはあなたの気持ちをゆっくり冷静に見つけるようにしましょう。