看護師を辞めたいと悩む人は多い。
今続けている人もいつかは辞めようとかもう無理、限界と気持ち的には心折れそうになりながらとりあえず在籍している人は多い。
確かに辞める理由によっては、辞めた後に後悔する人もいます。
しかし、辞めない事が美学と思って結果的に精神的にも肉体的にもボロボロになるまで働いてその後の人生で働くことが難しい状態にまで追い込まれてしまう人もいるのが現実。
今回の記事では、看護師を辞めると決めるタイミングやその前の辞めたい時の悩みなどについてご紹介しています。
看護師辞める方法
まずは看護師が職場を辞める時の流れについてご紹介していきます。
これは、総合病院でも大学病院でも私立でも規模は関係ありません。
もちろん、診療所、クリニックでも同じです。
看護師が辞める時取るべき行動
採用されて入社してから数日で辞める人もいます。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月という試用期間中の退職もあります。
3年、4年経過しても人間関係、仕事に向いていない等の悩みを抱えて辞めたい人もいます。
でもどのタイミングであったとしてもやるべきことは同じです。
辞めさせてくれない職場の対応策
- 人手不足
- 辞めてもらっては困る
- 次の人が入社するまでは辞めさせることはできない
- 退職届を出されても受理できない
こんな横暴なやり方で退職希望者を不当拘束しようとする医療現場があるのも現実です。
しかし、辞めたい人は、辞められる。
これは、労働者の権利にもなっている。
まずは正しい知識を身につけることから始めましょう。
看護師を辞めたい人が取るべき行動
辞めたいと考えている人の場合は、基本的に考え直すべき点を含めて、自分が今後の人生で転職や恋愛、結婚、子育てとの両立等を考えた上で検討しておくべきことなどもご紹介しています。
看護師が急に辞める
一般企業でも有給休暇を取得しているのに、ろくに消化をさせてもらえなかったり、希望休さえ無理と言われてしまっている現場もあります。
こうした時には、急に辞めるという手段を取る方法もあります。
一般の会社も同様で、女性が即日会社を辞める方法としてご案内しています。
看護 師転職すぐ辞める
この結果に至るのが一番辛いことだと私は思っています。
辞めてからしばらくは、無職でいることも正直考えておくほうが無難と言えるのが今の状況。
コロナ禍で医療現場もまだまだ混乱が続いています。
これまで通りに夜勤明けはゆっくり休めるなんてことを許してくれないような環境も多くなってきている。
昼夜を問わず現場からの電話やメールでの連絡が絶えないなんて声も聞こえてくる。
でもその職場を辞めて次の転職先もすぐ辞めるとなるとその後は結構辛くなる可能性があります。
看護師転職後すぐ辞めるのを後悔する人の理由とその後|人事担当者が解説
看護師は1ヶ月で退職しても再就職に困らない?コロナ禍の転職事情
看護師辞めるタイミング
辞めるタイミングの1つに新人時代という悩みがあります。
看護師辞めるタイミングに新人もベテランも関係ない!人事担当体験記
正直、生活リズムが学生時代とは全く違うため、不規則な勤務であることで体調を崩す人も多いのが現実。
年末年始も盆休みもありませんし、夏季休暇なんて関係ない。
夜勤を月5回から10回もやればほとんど日中の生活を送る生活ではなくなってしまう。
こうしたことで退職を決断する人も多いのが現実。
看護師辞める理由
看護師の業界でも必ず人間関係の悩みはついてくる。
この状況によっては、家族の協力が必要なことも出てくる。
正直、看護師の人間関係の悩みは、人の対象も多い。
- 患者や患者の家族
- 医師
- 看護師同士
- 技師、薬剤師、作業療法士、理学療法士などの有資格者
- 事務方のスタッフ
それぞれが現場で異なる仕事をしているため、やはり相手に求める仕事の質も異なる。
誰もが認めるような人になるのは本当に難しい。
でもその中で、患者や家族とも他の現場の人とうまくかかわりあうことができている人も看護師同士の人間関係に耐えられないという人はまだまだ多い。
人手不足と過剰労働時間
- 労働時間が長すぎる。
- 夜勤明けも翌日の昼前くらいにようやく終わる
- 日勤も夜勤の手伝いが長引くことが当たり前
このように、昼夜を問わず働き続ける人は多い。
こんな状況で、結果的に自分の身がもたないとか、過労で倒れてしまう人もいる。
他にも腰痛や肩こり、眼精疲労等により、看護の業務以外の事務処理やさまざまな書類の対応が間に合わなくなってしまう人もいる。
人に対する仕事量が多い理由を全て人手不足という文字で片付ける現場で働き続ける価値は私は無いと思います。
もし本当に人手不足と認識しているなら、派遣社員でもパートでもアルバイトでも人員の増やし方は色々あります。
それらを全く整備せずに、正社員雇用にばかり固執しているとしたら?
この対応策を誰も見直そうとしない現場の将来に安心や安定した未来はない。
結婚したいからやめるのは失敗原因
もし今のあなたが、以下のような理由で辞めることを検討するなら、私が知り合いでも止めると思います。
- 出会いがない
- 結婚したい
- そろそろ恋愛がしたい
- 女性らしい生き方をしたい
こんなことを考えている時には、もし今の仕事を仮に辞めたとしてもその後の人生で出会いがあるとは限らない。
なぜそう言えるのか?
他の仕事をしている女性の多くが口にしているのが、
「出会いを求めている時ほど出会いは無い。」
これは男女を問わず同じだと思います。
まずは自分が何をしたいのかを明確に決めることのほうが大事。
看護師として働いているから出会いがないというのは誤解であることをしっかり頭に入れておくことが大事。
看護師が辞めるべき理由もある
- 過度なストレス
- 恋愛相手との協議
- パワハラ、モラハラ、いじめ
- 夜勤、日勤と体調管理
順にご紹介していきます。
過度なストレスによる限界
- まだやれる
- 負けたくない
- 自分から弱音をはくのは嫌い
こんな形で気持ちのどこかで意地を張る人は、結果的にその緊張の糸が切れたり、心と体が乖離して体からの信号に気付かずに悪化してから社会復帰が困難になるケースもあります。
具体的には、うつ病だったり、対人恐怖症だったり、脅迫障がい等もその一例だということをイメージはできると思います。
人間関係の中でもトラウマになるほどの強烈な印象があるなら、まずは自分の心を休ませて上げることも大事になるのではないでしょうか?
恋愛相手との協議
もしあなたが今お付き合いをしている相手がいて、その人との話し合いの結果、病院やPCR検査などを日々の業務でおこなっている現場にいられることが恐怖になっているという話があったら?
あなたがその人との将来よりも仕事に専念したいという強い気持ちがあれば別です。
しかし、自分の中でも迷いがあったり、不安があるのだとすれば、その時には相手とよく話し合いをすることが大事。
結果的には、家族がらみの付き合いになっていく。
周囲からの協力失くして、仕事の継続は困難になってしまいます。
パワハラ、モラハラ、いじめ
一般企業でも医療機関でも今は自分の立場を守ることしか考えていない人と一緒に働いていると悩んでいる人も多い。
実際に、医療現場でも退職においやる退職勧奨という行動や辞めさせるために必死に嫌がらせなどをするという子どものような行動をする現場があります。
まずは自分の身を守ろう。
看護師の辞めた後の転職計画
看護師業務を続けるべきか?
それとも全く違う業界で仕事を探すほうが良いのか?
看護師以外の仕事【異業種転職】成功体験口コミと失敗後悔注意点
決して年収としても高いか安いかだけで決めるべきではない。
夜勤が辛くない人や3交代勤務のほうが気が楽という人なら、正直出会いのチャンスを含めて働ける職場は色々あります。
看護師が仕事に行きたくない!業界に多い時期と女性に人気の転職候補
いろいろな考え方があると思います。
私自身も医療現場で15年以上働いてきた一人。
離職者も再就職希望もいろいろ目にしてきました。
面接で思わず、相手の悩みを聞いていて辛くなってしまったことも何度もありました。
そんなに傷ついても続けてくれていたことに感謝することしかできないし、早く解放してあげたい。
こんなこともカナ下駄ことがありました。
病院で働くことがすべてではありません。
人間関係だけで辞める人も多い。
給料が良いとか車通勤が可能とか見方は色々あります。
看護師として働きたい人が転職に失敗する原因
看護師の求人を探す方法は色々あります。
しかし、その中でも以下の方法は私は絶対におすすめしません。
エージェントを使う。
これは大半が失敗します。
なぜか?
エージェントは、ほぼ素人であり、医療現場経験者はほとんどいません。
中には、病院とクリニックの違いすら何も知らずに3年も4年も看護師を紹介してきたという人とも現場で対応したから驚き。
何の研修も受けていない。
診療科についても無知。
求められるスキルとしての条件なども全く詳細は分かっていない。
どんな仕事が大変でどういうことが楽なのかの基準もわかっていない。
彼らが最も最優先しているのは、手数料の支払いが早い医療機関は良い所。
たったこれだけの情報しか把握していないのです。
つまりは、手数料でお金儲けをすることし考えていないと現場サイドからは感じさせられてしまったことが何度もありました。
結果的に、表面上の年収や月収ばかりを伝えられた人が面接時にかなり誤解をしていたということも珍しい話ではありません。
想定年収に基づく手数料計算。
だからこそ、月収屋年収の情報は上乗せしながら案内しようとしているのが現実です。
こんな人達からの営業電話やメールにつきあって、面接に行くのは辞めましょう。
所詮、手数料を取られる医療機関側からしたら、辞められたら困るという声が先になりやすい就職方法です。