転職サイトで求人を探す中で、営業や販売の経験者が探すことが多いカウンセラーやコンサルタント業務。
- 美容クリニックって化粧品販売経験者でも場違い?
- スマホ等の販売業務経験者なら簡単にできる?
- 業界未経験者でも応募可能って本当?
- 事務の仕事しかしていないけど本当にできるのかな?
仕事を探す上で、これまでの経験を活かせるかどうか不安に感じる人は多い。
実際に業界の中で働く知人や知り合いもいない状態の人は多いはず。
応募をする前の悩みをいくら検索してもリアルな声が出てこない仕事も多い。
そこで、医療コンサルタントとして、15年以上業界の求人や仕事の内情を経験してきたからこそ伝えられる内容をご紹介しています。
看護師の仕事の悩みについても以下のような内容を書いてきました。
看護師辞めるタイミングに新人もベテランも関係ない!人事担当体験記
スポンサーリンク
看護師が仕事に行きたくない業界に多い時期と女性に人気の転職候補
看護師を二度とやりたくない声が急増!資格者が異業種転職する理由
美容クリニックカウンセラー新卒女性おすすめはどこ?経験者が解説
美容クリニックカウンセラー給料の実態|求人を鵜呑みにするのは危険?
今回の記事では、応募をする前に知っておくべきポイントをご紹介していきます。
美容クリニック受付カウンセラー志望動機の注意点
次こそは少しでも長く勤務できるような仕事に就きたい!
年収や労働時間等が今よりも好条件ならどこでもいい!
内心では何を考えていたとしてもok。
でも採用されるために自分が面接を受ける者として好印象を与えるためのポイントは何か?
この答えを院の求人や面接官も担当してきたからこそ伝えたい内容があります。
経験からの学びと挑戦意識
そもそもなぜ美容業界でなければいけないのか?
この質問に対する答えが大切。
美容外科に勤務をしなければ果たせないこととは何か?
この答えが自分の中でどの程度まで明確にできているのかが重要。
ただ単に営業の仕事をしたいとか正社員になることが大切ということだけを考える人は質問をした時の答えにインパクトがありません。
ただ単に数社同じような質問に同じ答えを出しているのか?と思うような人が多かったように感じます。
転職サイトを利用して、他の人の離職理由や入社後の声を参考にしているだけでは正直面接の時に簡単に見破られると思ったほうが良いと思います。
立場的に質問の専門集団
看護師や医師といった医療関係の仕事をしている人たちは、質問をすることに慣れている。
あくまで患者さまをサポートする仕事だけでなく、接客の中には時に厳しく指導をしなければいけない場面もあります。
相手の悩みのポイントや相談してくるときのキーワードに耳を傾けて対応しているからこそ、基本として働く姿勢や理由を聞く際にもその中の言葉の使い方に鋭く反応をしてくると思ったほうがよいでしょう。
美容クリニック受付カウンセラー志望動機と選考
書類選考が先に行われた後に、面接の日時を連絡される。
では書類選考で何を選んでいるのか?
この内容をご紹介していきます。
職務経歴のほうが重要
どちらかと言えば、書類選考上では、これまでの職業の職種や業種による特徴で選んでいる事が多いです。
いくら意識が高そうだと感じるような文章があっても、結果として以下のような内容も考慮されます。
- 今のスタッフや職場に馴染めそうな人なのか?
- 仕事の概要についてどの程度伝える必要があるのか?
- お客様に対する接客や対応についての伝え方等にしっかり対応できそうか?
仕事の能力というよりも医療という現場の仕事に向いているようなキャリアの持ち主なのか?
ココが書類選考では非常に重要になります。
テンプレート仕様の書き方
書類選考に対して、自分が何を伝えるべきなのかわからない人の中には、ネット上にあるようなキャリアシートやテンプレートを使用した文章作成をしている人も多いはず。
この場合もかなりその内容は簡単に見破られる可能性が高いです。
なぜか?
いくら役立つと思っても実際に人を見たらその通りの行動を行っていると雰囲気で感じさせる人が多いからです。
過去の仕事も実際働いてみてイメージと違ったからやめた的な人だろう。
このように実際に一般の会社の詳細を知らなくとも、基本として複数の異業種を転々としている場合には疑われる可能性が高い。
テンプレートはいつでも簡単に誰でも利用可能ですが、正直、あまりイメージは良くないので使わないことをおすすめします。
成功のコツ
自分が今まで何を感じてどのように次の就職活動を考えているのか?
今の仕事を辞めてまで何を求めているのか?
このような具体的なことが多く書かれている人は、アドバイザーとしてもちゃんとその人の悩みをチェックしようとしている傾向があります。
医療現場での対応は、しっかり患者様のニーズを聞く能力とその場の雰囲気を感じとって、伝える能力が求められます。
このほかにも全く異なる有資格者との人間関係も円滑に行う必要があります。
こうした対応を求められる仕事だからこそ、例文の書き方ではなく、自分自身の概要から経験なしでも活かせる部分を明確に伝える文章を考えることが内定を勝ち取るカギと言えるのです。
人をキレイにすることにこだわりたいとか、美容外科に来た患者様の悩みを解決したいなんて軽い気持ちでは、ほとんどの人が正社員になる前の試用期間でギャップでやめてしまっているのも現場の実態。
少しでも長く勤めたいと思うなら、自分の中では、他のスタッフたちをいち早く追い抜くくらいの気力を持つ人と感じさせる何かを求めているのが美容外科の業界と言えるのです。
美容クリニックカウンセラー仕事内容1.営業
まず第一の仕事がこの営業だと言っても過言ではありません。
ノルマは厳しい?
目標は設定されていますが、その目標は結構高めだと思ったほうが良いと思います。
美容クリニックカウンセラー仕事内容2.顧客管理
美容クリニックの仕組みとして、多くが完全予約制又は予約優先というシステムを採用しています。
つまりは、電話やメールの対応が非常に大切になります。
予約の獲得件数
- 多くの電話対応をしているのに、来院につながらない。
- 来院を推奨しようとしたが「また今度」「時間が出来たら」などと断られる。
こんな悩みを日常的に感じます。
当然、スムーズに予約を希望してくれている方もいらっしゃいますが、基本は問い合わせだけをしたかった人でもとにかく無料カウンセリングの予約を取ってもらう。
このスタイルで仕事をしますので、当然その数字が悪いと電話の対応に問題があるという評価になります。
仕事内容と1日の流れ
たいていのクリニックの場合、以下のような流れが一般的です。
- 出勤したら掃除
- その日の予約が入っている方のカルテの準備
- 開院時間前から電話やメールの対応チェック
- 申し送り
- 来院やお問い合わせをいただいた患者様の対応
- 全ての患者様の対応が終わったら就業時間終了で帰宅
細かい部分では、カウンセリングやローンの手続きなどもあります。
クレジットカードや他社のサービスの決済をしている場合は、それらの月末の締め作業などもあります。
こうしたことを毎日行いますので、基本的に患者さんが来てくれている間はあっという間に時間が過ぎていくことが多いです。
人気の美容クリニック求人応募注意点
以下のクリニックの求人情報は全国で人気です。
- 湘南美容外科
- tcb
- 品川美容外科
上記のようなクリニックで美容整形の知識もない人がどうすれば受かるのか?
このポイントは、求人票の探し方。
受かりにくい方法もある
求人情報を見ている時、以下のようなサービスを利用するのは損。
- 転職エージェントサービス
なぜか?
こういうサービスを通じて応募する人は結局興味で終わりの傾向が高い。
どうしてそう言えるのか?
- 自己pr
- 志望動機
上記のような内容をチェックを受けていることが多いから。
結局、自分の言葉で書くこともできない。
これは知識がないかの問題ではない。
あくまで、顧客と接して、相手の悩みを踏まえて、どう伝えるのか?
たったこれだけのことですが、差が出る。
もちろん、知識は研修でカバーできる。
しかし、本気で働きたいなら、自分をアピールすることができるか?
この点は、就職活動で自分が希望をしている部分をまとめるスキルは求められる。
本気で活躍したいと思っている人ならどうする?
この答えは、転職サービスに登録するよりも直接企業に応募してくる。
わかりやすいのは、
- 公式サイトの求人ページからの応募
退職のタイミングも重要
ただ単に、相手の回答次第で退職を検討するという人もいます。
こういう回答は、相手にしない。
なぜか?
いくら魅力のある人でも具体的にどこの院で研修するのか?
このスケジュールを考えるのが大変だからです。
そのため、確信がある人を選ぶ傾向があります。
退職のきっかけを探している。
この程度の人は、正直書類選考で落ちることが多い。
退職する人の理由から見える現実
情報を集める時には、目を向けるべきは、退職者の声も重要。
電話やメールの対応が大変なんて声はほとんどない。
人間関係の悩みは多い
私が在籍した現場でもとても多くの人からの悩み相談があった。
- 看護師側から使えないと言われた
- 予約の取り方がまだわからないの?と叱責される
- 施術後のクレームを一人で背負わされる
カウンセリングから治療につなげる事だけがノルマではない。
- 脱毛
- 二重
- 脂肪吸引
- シミやそばかす
- シワ
- 傷跡修正
関連する全ての治療に対して、アフターフォローも全てを担当することになる。
でも、すべてを丁寧に一から教えてくれる人はほとんどいない。
常に患者様が訪れるような環境の中では、質問をする時間すら与えてくれないような状況もある。
ただ単に美容関連が好きとか興味がある程度では通用しない。
むしろ、手術してもらった人でさえ、来院された方と価値観が合わなければその違いで売り上げにつながらないことは多い。
とにかく、スムーズにすべてを習得することはない。
結果、経営が全てになっているため、人間関係は大手になればなるほど実力主義。
その現実を知ることで、嫌になってしまう人は増えている。
営業職の登竜門
簡単にいえば、保険の営業と同じ感覚。
- プレッシャーはすごい。
- 獲得したら存在する価値を証明できる
- 待遇もよくなる
この状況を楽しめる人でなければ長くは続かない。
最後には、内勤営業のプロになりたい。
こんな人なら、大丈夫。
でも事務職の延長や医療事務という分野でパソコン操作等をすれば終わりという考え方なら、いくら頑張っても一人前にはなれない。
初めての営業という仕事という人なら、集客力のあるクリニックなら接客の機会も増える。
その分早く独り立ちできる可能性も出てくる。
しかし、何から何まで人に聞きながら作業をしようとする人は続けにくい。
先輩たちも常に状況を把握しフォローするのは難しい。
特に店舗に人が集まりやすいのが主に土日。
商品の勉強すらまままならない状況では、もう何もさせてもらえない状態になっていく。
- まず覚えることが膨大。
- そして、言ってくることは全て結果だけ見ている。
この環境に慣れているなら、あなたはきっとやっていけるはず。
同じ悩みを抱えている人のスレ