- 美容クリニックに看護師として転職したい
- 美容外科の志望動機って何を書けばいいの?
- 脱毛クリニックや美容皮膚科は別なの?
一般の病院、診療所、介護施設などの経験をしている人が診療科で美容外科、美容皮膚科へ転職したい時のポイントを面接担当者が解説しています。
実際に履歴書で何を見られるのか?
面接対策は、別の記事でもご紹介していきます。
今回の記事では、美容外科美容皮膚科の看護師の志望動機について、以下の項目でご紹介していきます。
美容外科美容皮膚科看護師志望動機例文
美容外科美容皮膚科看護師志望動機注意点
美容外科美容皮膚科看護師志望動機と合否
まずは、大前提として嘘を書かないこと。
自分の転職の経験も含めて、興味があるとかそいういう感じではないより具体的な書き方をご紹介しています。
美容外科美容皮膚科看護師志望動機例文
履歴書なんて新卒の時に書き方を教わってから何も勉強していないという方でも安心してください。
経験に基づく例文1.整形や内科
これまでの現場経験として、患者への施術(注射、オペ室)などを経験していない方向けの書き方です。
これまでの自分の仕事は、患者様の精神的なケアが中心でした。しかし、今後の自分のスキルアップを含めて、外科的な医療の現場も経験したいと思いました。
貴院の口コミや評判などを拝見し、非常に満足度の高いことを知り、ぜひ自分も学んでみたいと思い希望しました。
ココでのポイント
あくまで、希望する内容のポイントは、外科領域とその他の診療科での業務内容の違いとスキルアップを関連付けすることです。
経験に基づく例文1.外科、オペ室経験者
これまでの現場経験として、手術室や救命救急等でオペ介助などを経験している方向けの書き方です。
これまでの自分の仕事は、手術室やオペ介助や術後の看護を中心とした病棟業務でした。形成外科領域のスキルアップ、さらには勤めていた病院には施術機会がなかった医療レーザー脱毛についてもスキルアップをしたいと思いはじめてから、美容外科、形成外科、美容皮膚科の求人を検索しておりました。
貴院の口コミや評判などを拝見し、非常に知名度もあり、地域密着での患者様の集客を成功されていることを知り、ぜひ自分も挑戦してみたいと思い希望しました。
ココでのポイント
美容外科サービスで求められる中には、やはりオペ室の介助が重要なポイントになります。
このスキルを持つ人が訪れた際にはかなりスムーズに採用をしてもらえることが多いです。
経験に基づく例文3.ブランクあり
女性の中には、結婚、妊娠、出産を終えたのちに、病院の状況も大きく変わった事(コロナ禍)で、現場には戻れないと思っている人も多くなりました。
そこで、これまでとは全く違う分野で働いてみようと思っている人も多くなっています。
そんな方向けの例文です。
私はこれまで病院(診療所)勤務で、○○の分野にて業務をこなしてまいりました。しかし、出産を経験し、ブランクのある状態から次に働く職場を考えると、日勤帯のみで働いていける事、さらには臨床の面でも最新の医療技術を学べる現場に魅力を感じるようになりました。
そこで、今回インターネットで検索をしたところ、スタッフの方を含めて非常に印象の良い雰囲気や丁寧にOJTを行っているというコメント等を拝見して、今までとは別の分野ですが、一生懸命頑張ってみようと思いました。
ココでのポイント
あくまで、技術の進歩や臨床に対する興味関心を全面に出すことがポイント。何もスキル的なものがないと思っている人でも医師や担当の面接官にスキルアップを求めていることがアピールできれば大丈夫です。
美容外科美容皮膚科看護師志望動機注意点
基本的に、看護師の採用にあたっては、そこまで何か問題になるようなことは基本的にありません。
しかし、何か不安に感じていることがあるなら、これは素直に書くことも大切になります。
心がけてほしいポイント
「これまでの経験を活かし」は大いに伝える意味も価値もあります。
しかし、初めての人の場合で、環境も状況も全く分からない時、つい以下のような表現を選ぶ人がいます。
- 興味を持ち
- 患者様のサポートをしたいと思って
- やりがいを感じられると思い
これは正直、あまり信用してもらえないことも多い。
なぜなのかを順に解説していきます。
興味を持ちながら患者にならない
よくあるフレーズがこんな話。
「コンプレックスをお持ちの患者様にサポートをすることにやりがいを感じられると思い」
だったら、なぜ一般の診療科に入って、次に美容外科に来たのでしょうか?
そもそも看護師を目指す上で、常に大変な環境で仕事をしていたはずの人が急にコンプレックスを持つ患者様へのサービスに興味を持つというのは違和感があります。
つまり、もともとは別に環境を大切にして仕事をしていたわけではないという事にもなりかねない。
もっときちんと自分の体験した職場の特徴おを明確に組み合わせることが大切です。
2020年以降の時代の流れ
2020、2021と医療現場の状況は一変した。
その背景には、新型コロナウイルスによる影響が非常に強い。
受付、ナースを問わず、多くの医療従事者が現場で疲弊し、精神的にも肉体的にも限界を感じている。
その状況もあって、多くの人が退職を願い出ている。
もちろん、やりがいを感じていなかったわけではない。しかし、それ以上に子育てや介護等家族の事情などの環境も大変なことになっている現実もある。
なぜ病院や診療所を辞めたのか?
これがもしコロナに関係しているなら、その伝え方も重要。
患者様への対応ももちろんですが、正直精神的にも肉体的にも限界でした。その背景には、職場の人手不足の深刻化が背景にありました。
こんな時にやめさせていただきたいと申し出たことは申し訳ないのですが、やはり、今は自分の家族を守りたいという気持ちには打ち勝つことができませんでした。
このように、自らの技術や学ぶことへの意欲よりもやはり家族間での感染防止や生活の点からの悩みを打ち明けることのほうが効果的です。
美容外科美容皮膚科看護師志望動機と合否
基本として、患者様一人ひとりの美の悩みに対しての共感やコンプレックスの解消なんてことを考える必要はありません。
そんなことよりもまずは、施術やスキル的なことを中心に考える事が重要。
挑戦する気持ちの有無
あなたの文面の中で、基本として、自分が採用された身となったら何を目指すのかを伝えることが重要。
正直、就職してから患者様と施術前の事前のカウンセリングを行うのは、受付サイドが中心というのが一般的。
大学病院や総合病院等の専門病棟等の健康チェック等と同様の一人ひとりの対応を求められることはほとんどありません。
こういうことよりも、まずは基本は臨床に対するスペシャリストを目指す。
これが美容専門の医師やスタッフたちの共感ポイントになります。
お客様に貢献するよりも治療
あくまでお客様の悩みを解消するのは、施術を行う前のほうが重要。
その先で、自信を取り戻したと実感できるような質問を考える事も重要なポイント。
そのためには、治療をしっかりと学び、その技術の術後の腫れや内出血等の点を受付よりも早く正確に伝える。
これが、ある意味、職場の中で常に求められる内容。
- 包帯の巻き方
- 術前の準備
- 術後の片付け
- 消毒、滅菌の管理
常に患者様が来院されるような大手の場合は、患者様と顔を合わせ、多くの説明を行う時間はありません。
この点を知らない状態で、患者様に接して安心していただくという事ばかりを考えていると、希望する科を間違えているかも?と思われるケースがあります。
まとめ
基本的には、外科経験のある人は、その経験を活かし、本人の強みとして伝えることが重要。
外科経験のない人は、その胸を伝え、自分がさらにスキルアップしたいと伝える。
働いていない期間があるブランクの方は、これまでの分野と違う知識や経験を積むことと日勤帯である事等の待遇面に注目をする。
これらが基本と言えるのです。
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