- 脱毛器について調べていたら「ハンドピース」という言葉がよく出てくるけど何のこと?
- ハンドピースを交換するってどういうこと?
- 脱毛器で60万発まで対応ってどのくらいもつの?
今回の記事では、業務用脱毛器と家庭用脱毛器に共通する「ハンドピース」についてわかりやすく解説します。
業務用脱毛機とサロンの集客力
人気サロンと失敗するサロンの違いは、業務用脱毛機だと伝えているブログもありますが、そうとは言い切れません。
そもそも業務用脱毛機は2000年代に入ってから広がった機器です。
サロンの数は増えましたが、どのサロンも似たような機器を使用しています。
つまり、差路の集客力に影響するというのは、単なる営業(セールス)トークだと私は感じています。
ニーズに応える機器の選び方
脱毛サロンを探す方の悩みは人それぞれ異なります。
- 自己処理による肌荒れ状態が気になる方
- 肌トラブルが心配な方
- 医療脱毛で痛みを経験した方
- 肌がツルツルになったという知人、友人からの誘い
安いか高いかということだけではなく、業務用脱毛機は、「痛み」「効果」「ダウンタイム」「アフターケア」などさまざまな悩みを解決するために説明しやすい機器を選ぶことも大切です。
光のパルス幅とは
光のパルス幅が長いと、肌の刺激が抑えられます。
パルス幅とは、レーザーや光を一発照射している時間のことです。
時間が長い=その周辺の組織も破壊してしまうということです。
簡単な例えでは、火炎放射器を使えば、毛だけでなく、皮膚も燃えてしまうリスクがありますよね。
照射が短いということは、毛だけが破壊やダメージを受けて、その周辺の組織は破壊されないということが起こります。
光脱毛の場合、光熱作用(Photo-thermal-effect)という仕組みを利用しています。
ナノ秒単位での発振により、光が物質に吸収されて分子振動を起こし、熱エネルギーに変換される仕組みとなっています。
医療レーザーの場合は、ミリ秒単位となって発振を行うロングパルスレーザーを使用しています。
IPL脱毛の光の特徴
エステサロンで利用されているIPL脱毛(別の言い方では、光脱毛、フラッシュ脱毛とも呼ばれています)は、インテンス・パルス・ライトと呼ばれる光を利用しています。
単一の波長ではない複合的な光が照射されるのが特徴です。
波長は、500㎚~1200㎚と言われています。
波長に幅がある場合には、効果が低くなる可能性が高くなります。
どういうこと?
光とは、「拡散性」がありますので、一方向に強いエネルギーを与えることができません。
つまり、エネルギーが対象範囲に広く緩やかに届くという仕組みになります。
少しでも照射による効果を高めたい場合には、光の中でもLEDにすることで照射の拡散範囲を狭くすることが可能になります。
機器の違いと効果にこだわる
業務用脱毛機を選ぶ際には、効果ももちろんですが、ランニングコストも重要です。
ハンドピースの違い
ハンドピースは、施術者の負担に関係します。
重さ、サイズ、照射スポットのサイズなどが重要です。
ハンドピースは、交換が必要になりますので、機器の耐久性も比較しましょう。
操作性、耐久性、重さなどを比較することで、経営のランニングコストを計算することも大切です。
成功するサロンになるには
脱毛サロンの経営では、常に利用する側の信頼を獲得することが重要になります。
人は、安心した相手との継続した関係の先で、信頼関係を築きます。
まずスタートのラインで性能や評判ばかりを謳って結果が伴わない場合には、信頼を築くことはできません。
つまり、機器の違いを正しく理解し、メリットデメリットを正確に伝えることが最初の一歩になります。
ただ単に人気があるからとか口コミが多いからということで選んでしまうと広告費の違いで負けてしまいます。
私個人のオススメとしては、「まずは、LED脱毛機を知っておく」。
これから新規開業や買い替えを検討する際には、知名度よりも効果の根拠に注目することをおすすめします。
私が個人的におすすめしているLED脱毛機についてもご紹介しています。