- 借金は勉強への投資だ
- インターネット環境があればパソコン1台で自分は生きていける
- 投資をマスターすれば脱サラなんて簡単なはずだ
確かにこれを大きな夢という人もいる。
でも私はこの考え方に反対というか、無謀とか幻想だと伝えたい。
fxと借金の関係性
fx(外国為替証拠金取引)というのは、借金に直結する仕組みであることを知っておく必要がある。
それは、仕組みを見ても一目瞭然。
レバレッジという取引方法がある。
この方法は、単純に持ち金と同じ額ではなく、10倍15倍等の金額を扱うことが可能になる。
もちろん、勝てば、その分の莫大な利益を得られる。しかし、この取引に失敗したら、莫大な借金になる。
買った時には利益を上げるけど、負けたら掛け金ではなく、持ち金がゼロになるだけ。
こんな環境なら、fxで負ける人なんてほとんどいないのです。
何かがおかしい。
こんな言葉を口にする人には知ってほしい現実をご紹介していきます。
リスク管理への徹底
あなたがまず知らなければいけないのはリスクを最小化する設定。
その対象をロスカット(損切り)といいます。
でもこのリスクの本質を知らないままになっていませんか?
ロスカットの恐怖
- 相場の急変
- 土日の相場の変化
- 負けを取り戻すための行動
日常の生活の中でも大きな変化をした時に臨時の対応を迫られる事があると思う。
窓開けと呼ばれる土日の最終レートと月曜の開始レートに大きな差が生じている時がまさにその典型例。
毎週月曜が恐怖。
こんな気持ちを忘れていると、一気に自体は急変する。
自動が機能しない
いくらシステムが発達して、AIなどにより自動取引が可能になったとしても、その対象は、サーバーなどで管理されている。
一気に急変が起こった時には、一斉に投資家たちはリスク対応に追われる。
こんな時には、当然システム的にも負荷がかかりすぎてしまう。
こうなると、自分の設定も反映されるまでには時間がかかる。
これは、誰が悪いという事ではない。
あくまで、遅延するリスクを管理するのもトレーダーの役目。
fxで莫大な借金に陥る人の特徴
大金が手に入るという言葉を聞くと、人はいつの時代もリスクよりも早くその金額を自分のものにしたいと欲が出る。
確かに、近年は副業で開始した主婦やサラリーマンが専業やプロみたいな表現で自分の実践経過や方法を紹介している。
こんな人たちがいるなら、余計に自分がやってもうまくいくと思ってしまうのも頷ける。
まずは、その人の生活背景や収入の状況、さらには投資に使用した資金計画などをきちんと把握することが大事。
その上で、fxというフィールドで取引を行ういじょうは、あくまで負けることもある。
でもその負けをどこまで気持ちの余裕をもって受け入れられるかが大事。
負けた額が大きくなって証拠金がなくなったら試合終了。
負けっぱなしなのは悔しいし、どうにかして取り戻そうとする。
でもこの行動の先が、金融機関等で借金をしようと考えるまで切羽詰まってしまうのはダメ。
ある意味、大きな借金だということを再認識しなければいけない。
焦りが不幸へのアクセル
物事はすべて循環している。
もちろん、自分の思惑とは違う流れもある。
でもその時に、自己資金を無視して投資をしてはいけない。
とにかくリスクを回避しようと何箇所にもポジションを用意するとさらにこれは負の連鎖になっていく。
あくまでfxはギャンブルではない。
「資金管理」と「リスク管理」この2つを絶対条件として、自分の冷静な分析と判断能力を高めることで楽しめる場所である。
fx失敗後自己破産回避のコツ
自分が失敗したとしてもさすがに自己破産まではしたくない。
これは当たり前のこと。
でもそう思うなら、自分の中で以下のルールを用意しておくことが大事。
レバレッジの誘惑に勝つ
自分の取引を行う時の基本は、ローのままでじっくり歩むことが大事。
ハイレバレッジは、ハイテンションと同じで、急落や落胆のショックから立ち直るのが大変になる。
証拠金がなくなれば終わるんだ。
相場には表のチャートと裏の投資家たちの思惑が交錯している。
素人には見えない世界を知ろうとするよりもロスを減らすことのほうが重要。
通過ペアも王道
アマチュアで良いじゃないですか。素人、初心者らしいありのままの自分の出来る範囲で上手に楽しむことが大事。
豪ドルの変化やトルコリラのように今が買いとかねらい目なんて言葉に惑わされてはいけない。
他にもメキシコペソ、南アフリカランドなどマイナーな通貨は複数存在する。
でもこれは、あくまで誘惑の一部であると思っておくほうが無難。
時間の管理能力
トレードを行う期間は徹底しよう。
特に先ほど紹介したように、窓を介する取引は絶対にやめておくべき。
逆シリーズへの参入
順と逆という二つがある。
順は上り続ける、下り続ける流れ。
逆というのは、反発してV字などの変化。
素人がいきなり逆指値を考えるのはあまりにも無謀。
損な手法を考えるなら、余剰資金を残すほうが無難な取引といえる。
基本は損を基準に計画
大きな借金を背負うとその後の返済を迫られる。
その後は、債務整理という大きな事態が待っている。
あなたが自分で経済的な負担を管理できるなら、問題ない。
しかし、自己破産というのは、管轄する地方裁判所で自己破産の申し立てをしなければいけない。
このような場に自分の身を投じるのは誰も望んでいる結末ではないはず。
司法書士に入ってもらっても取り扱える額ではないので、何もできない。
自己破産にもお金がかかる
お金が無くなった人にも整理をするために人を動かすのは費用が発生する。
単純に弁護士に依頼をすれば、相談料がかかる場合もある。(無料もある)
さらに、手続きに必要な収入印紙や切手代も数千円から1万円2万円と必要な書類が必要になることが多い。
こうした費用を蓄積させていくと合計で20万円から25万円程度の出費は最低でも覚悟しなければいけないし、子さらに、借金をしているとなれば、100万円程度の費用が発生する。
たった1回の火遊びの性で人生は一気に変わる。
さらに、今の自分の状況に応じて軽減してもらう等の免責許可もこういう内容には適用されないことが多い。
個人再生で節約
個人再生とは、自分の安定した収入を証明することができる人のみに適用される対象。
しかし、この場合は、財産差し押さえとか家を失うみたいなことにはなりません。
あくまで借金を作った理由や状況観察によって、負担を25%くらいまで軽減することが可能になる。
自分の今の状態はどの分野?
借金した自分に後悔するばかりで何も頭がはたらかない。
こんな人は無料の債務整理などの弁護士相談をしておくことが近道。