スポンサーリンク
まさかこの年齢になって自分がひきこもりになってしまうとは思っていなかった!
週刊女性などメディアの情報やニュースを見ていると40代に引きこもりは100万人以上はいるという報告がされている。
自分の周りにはそんな人はいないと思っていたら、急に家族や自分の最愛の相手がそんな状況になってしまったなんてことになったらあなたはどうしますか?
私の周りにも地元に出戻りをしてきた女性が引きこもりになってしまったという話が風の噂で私の耳に入った。
お金の問題でもない。自分の仕事でもない。でも私は自分に相談が来た際には何とかしてあげたいと思ってしまう。
社会的な問題にもなっている事態を経験した時、私ならどんな対応をしたのか?
こんな経験をご紹介していきます。
私のサイトは、40代男性女性が自分の個性を活かし、自分らしく生きていくための考え方をご紹介しています。
20代30代と生きてきても人は多くの内容をずっと悩み続けている気がしませんか?具体的には、いかのような内容が多いと思います。
仕事,月収,年収,貯金,退職,転職,恋愛,浮気,結婚,不倫,離婚,再婚,プレゼント,ファッション。
いつの時代でも社会で生きていく中で、就職して毎日働いて自分の私生活をふくめた活動の中で何かを求めているはずです。
でも本当に今のあなたの状況を知るのはその場にいる当事者だけ。
ネットでいくら検索したり、相談してもやっぱり本当の意味であなたの状態を理解してあげるのは難しい問題です。でも何かのかたちで考え方を伝えることは出来ると思います。
これまでに想像もしていなかったようなことを誰かが配信していたら、それは気付くきっかけにつながる可能性がありますよね。
今回の記事では、私が引きこもり等の社会問題に苦しむ家族や仲間が当事者をどう支えていくべきかという点で現在の自分が経験したことをご紹介していきます。
40代女性ひきこもりのきっかけ
現在自宅に引きこもりがちになってこの先が全く見えないと悩んでいる家族にも似た経験があると思います。
今回私のもとに相談があった女性の原因をご紹介していきます。
婚活参加で言われた言葉の衝撃
40代男女は徐々に自分の暮らしはある程度何とかなるような状況になっている人も多い。
- 家族と暮らしていける程度で良い人。
- 自宅を購入してからは質素な暮らしに切り替えた人。
- 今もいろいろなイベント等に参加して楽しんでいる人。
- 海外旅行などを楽しむ中で、独身を気にしない人。
女性の中には、主婦になってもう働きに出ることはないと話す人も出始めていると思います。
しかし、このように言われても全てがうらやましいと思ってしまう人もいる。
「自分はなぜこんな状況で止まっているのか?」
いくら働く場所があったとしても毎日に不安ばかりという状況になると今の自分に生きている価値がないとかネガティブな発想が出始めてしまうケースもありますよね。
その先に、彼女はこんなことを経験したそうです。
仕事で大きな失敗をして、もうその場所で暮らしていくといろいろ思い出すから嫌になって戻ってきた。
新規一転で、まずはもうがむしゃらに働きに出るよりも先を見越して婚活を使用と思ったらしい。
でもその環境で知り合った男性からこんなことを言われてしまったそうです。
「なぜ仕事もしていないのに、婚活しているんですか?」「支援してもらうような状況ではないですよね?」
この言葉から相当大きなショックを受けてしまったわけです。
以来、新しい仕事の募集に応募して面接を受けても何か面接官たちに言われてしまうのではないかという不安ばかりになってしまったと言ってました。
確かに今は父親母親を問わず働く必要があると感じている人も多い。東京、愛知、大阪、福岡などの都市部でも夫婦共働きは当たり前の時代。
地方で暮らすからといって、専業主婦になれるわけではない。でも婚活の場でそんなことを付き合いも始まっていない人から言われるのは可愛そうだ。
でもそういう場所から戻った後に徐々に落ち着くと思っていたのに、どんどん消極的になっていく日々に歯止めが効かなくなってしまった。
女同士のコミュニケーションも逆効果
こんな状況から、もう1年程度経過したので、近所の同級生たちも心配して様子を見に来てくれた状況だった。
でも彼らの状況はもう既に結婚しているとか離婚して出戻りという状態。
「初婚も経験していない自分と彼女たちでは大きく違う。人生で結婚できた状況がある人に私の気持ちなんてわからない。」
こんな強い拒絶を示すようになってしまっていた。結果、ひとりになりたいと思っているわけではないとしても出てくる言葉が妬みやひがみの言葉に聞こえてくるのも現実だった。
そんな状況でどこにも就職活動をするわけでもなく、ひとりでただ黙々と食事とトイレにだけ出てくる生活になっていった。
こんな背景があったのです。
40代女性ひきこもりの相談経緯
どんな気持ちになっている人のもとになぜ私が行ってきたのか?その経緯をご紹介していきます。
親同士の付き合い
子供同士はあまりコミュニケーションがない関係でも親同士が仲よしという事もありますよね。
私はまさに今回の内容を自分の親から相談されたのです。
何とかしてあげたいから。
こんな言葉で私のもとに話がきたのです。
私の過去の体験を知る人
彼女は私が学生時代に体験したいじめなどを全て知っている人物でした。
当時の私の日々の生活を見て、多くの人は恐怖を感じたほどでした。
- 靴はなくなる
- 教科書は捨てられる
- ちょっと新しいものを持っていったら焼却炉。
こんなことが当たり前の環境の中で生きてきました。それでも自分がひきこもって対抗しようとはしなかった。常に自分が悪いわけではないと思ってずっと学校に行っていた状態です。
このような姿に誰ひとり味方になってあげようと歩み寄るような状況ではありません。
こういう時に何を思って生きていたのかを伝えてあげて欲しい。
こんな言葉が相手の親から相談があったそうです。
40代女性ひきこもりの相談役体験
自分にいったい何ができるのかは分からない。
でも親の気持ちは今の自分が子育てをしているからこそどこか伝わってくる気がしたのです。
自分の子が同じようにひとりでひきこもる状態になったらどうするだろう?
私はただ語り続ける方法を選んだのです。
部屋に入らずにドア越しに語る
異性の部屋に入って今の気持ちを確認するなんて到底できるはずがない。
でも相手は引きこもっていて出てくる気がない。これはある意味チャンスでもあるんです。
外から誰かが話しかけて聞こえるなら、それだけで十分。
私はまずはずっとその女性に対して最近の自分の事よりも過去に絞り込んで昔話をずっと続けてきた。
何度かに分けて、生活に支障がない程度で何度かただ自分が話したい内容を伝えてきただけです。
でもそんな時、彼女がどんな状況だったのかを少しずつ入れながら話をしていったのです。
過去と向き合うことが課題。
今回の相談があった時、この経緯を聞いたとき、その人の社会復帰のきっかけは過去の自分を受け入れることでしかないとイメージしたのです。
だったら、何でもいいから生きてきたことに意味と価値があるとかんじさせることが重要だと私は考えていました。
そのためには自分がみじめな環境だと思われていた相手も知る状況を伝えるのがとても分かりやすいと思ったのです。
当時の当事者同士として、過去にあったことを振り返ってもらう。
あの当時はいったい何がそこまで自分を支えてきたのか?
当時は彼女もいないし、友達と呼べるような対象を作れるような条項でもなかった。
私と関係があると知ったら、その人も巻き込まれてしまうから私は自分の友達という言葉をほとんど使っていない時期がありました。
そういう状況を一緒に見てきた彼女だからわかってもらえると思う。
あなたなら今からでも前に進めるという事を伝えてはいけない。それは自分のほうに来いと言っているようにしか聞こえない。
でも相手の情報を一方的に届けられると自然と人は今の自分の状況と比較するようになる。
さらに悲惨な人生を歩んだ人からの声は届く。これを今は続けているのです。
この人の人生もきっと何かの形で支えられる気がします。それは社会ではなく、家族がこの人を必死に支えようと思ってくれているから。
結局は、最後は愛情が勝つのだと私は信じたい。