- 自分のことが好きになれない
- むしろ大嫌いだと思う
- 自分はダメな奴だと思う
ネガティブ思考とかマイナス思考という言葉が目立つ日本の現代社会。
その原因もはっきりしている。
以下のようなキーワードに疲れている人は多い。
- 弱肉強食
- 競争社会
- 実力主義
- 成果主義
資格や経歴、キャリアも一過性でしかない。
結果が出ない人はどんどん排除されていくのが今の社会の現実。
出はそんな時代に自分を好きになる方法はあるのか?
今回の記事では、自分が大嫌いと嘆く人の特徴と原因、さらには克服法までを下記の目次でまとめてご案内しています。
自分が嫌いな人はたくさんいる
自分が嫌いな人の特徴
自分が嫌いな人の恋愛の特徴
自分が嫌いな人の原因
自分が嫌いな人の長所
自分が嫌いな人の克服方法
自分が嫌いな人はたくさんいる
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自分のことが嫌いな人は少ないと思っていませんか?
「自分のことが好き」と言える人は少ない。
その背景には、原因が大きく関係しています。
つまり、自分が嫌いという理由を理解することが自分を受け入れるための最初の一歩です。
自分が嫌いな人の特徴
自分が嫌いな人の特徴はいくつかあります。
- 容姿のコンプレックス
- 自分に自信がない
- 他人と比較する
- 責任感が強い
- 完璧主義者
- 辛抱強い
- マイナス思考
- 理想が高い
- ネガティブな妄想
- 規則や決まりに厳しい
- 他人にも厳しい
- ついつい言葉が出てしまう
順にご紹介していきます。
容姿のコンプレックス
自分の容姿のコンプレックスはいくつもあります。
- 目が一重である
- 髪が薄い、ハゲている
- 鼻が低い
- 歯並びが悪い
- 目の下のクマが気になる
- シミやそばかすがある
- ほくろが気になる
自分の顔に自信がないことから対面することも自信が持てない。
結果的に、社交的になれないことが多い。
自分に自信がない
自分自身の過去と向き合うことでどうしても好きになれないことがある。
例えば、
- 自分の意見を言えない
- 他人の顔色ばかりを気にする
- 周りに合わせる生き方しかできない
- 行動できない
- 勇気がない
こんな自分に嫌気がさすという人は多い。
自分をただ責めるだけで何も前に進めない。
こんな悩みを抱えている人は非常に多い。
仕事に自信がない,できない,不安が強い40代男女はどうすればいい?
他人と比較する
成功体験もない
資格や学歴も誇れない
まるで自分を何かの尺度に当てはめないと生きていけない人のように考える人も多い。
- お金がない
- 年収が低い
- 背が低い
- デブ、チビ、ハゲだ。
などネガティブなキーワードを当てはめていませんか?
自分を責める
自分が嫌いという時の私は常に自分を責め続けていた。
例えば、
- 離婚した理由はすべて自分が悪いんだ。
- もっと相手の事を考えればよかった
職場の中でも
- あの人がミスをしたのは自分の教え方が悪かったからではないのか?
- 自分の仕事が手本になっていなかったのかもしれない
全てにおいて他人を責めることよりも自分を責め続けることで対応している人もいます。
単純に、「気にしない」ということができない性格の持ち主である。
完璧主義者
完璧を目指す。
自分にできないことはない!
絶対やらなければいけない。
自分を追い込むことは決して悪い事ばかりではありません。
しかし、無理をすることや切羽詰まった感じが周りに伝わるのはちょっと違う。
自分の余裕がない姿がを見せてしまうことがさらに自分を追い詰める。
この負の連鎖がプライベートでも仕事でも見えてしまう。
結果的に、引きこもりになってしまう。
何をしていても達成感がない、満足が得られない。
結果、自己嫌悪にはまっていく。
こういう人は変わるまでにも時間がかかる。
辛抱強い
自分が嫌いな人は、悪い意味で我慢強いとも言える。
つまり、無理をしているのです。
通常であれば、もっと周りに話しをしたり、相談をする。
でもそういうこともしない。
全てを自分で背負う。
さらに、平気なふりをする。
結果、自分自身の自己肯定感を失っていく。
まさに負の連鎖になっていくのです。
マイナス思考
単純にこれまでにご紹介してきた以下のような内容に該当する人はポジティブとは言えません。
- 自分を責める
- コンプレックスがある
- 他人と比較する
- 無理をする
頑張るということは大切な時もあります。
しかし、いつも一定のペースで自分のやりたいことを整理し実行する。
これが難しいからこそ、空回りをしてしまうのです。
理想が高い
夢や希望を持つことは大切です。
でも現実とかけ離れた理想を持つことは現実逃避とも言えます。
例えば、
- 欲しいものが多すぎる
- 貯金が無いのに高級なもの(車や家)を欲しいと思う
- ファッションセンスの勉強もしていないのに、ブランド品を求める
このような対象では、理想から自分では手に入らない、難しいという自己嫌悪に転落する可能性のほうが高くなります。
嫌われていると思い込む
自分の事を他人がどう思っているのか気になる程度ではおさまらない。
例えば、
- あの人は私のことが嫌いなはずだ
- あのタイプの人間は嫌いだ
- あの上司は自分をダメな人だと思っているはずだ
とにかく先入観で相手の考えていることをネガティブにとらえていませんか?
規則や決まりに厳しい
自分ルールではなく、風紀を乱す行動を許せないと思ってしまう人も多い。
例えば、
- 列を乱す行為
- 集団をかき乱す行為
- 大声で騒ぐ集団
- お酒の席でのマナー違反
「こうあるべきだ」
このように自分の中でルールを作る。
そして、反する者は、すべてダメな人と置き換えてしまう。
結果、そのせいで孤立してしまう人も多い。
他人にも厳しい
- 自分にもダメ出しをしている。
- 他人にもダメ出しをしてしまう。
こんな人もいます。
自分に足りないことは自覚している。
でも他人にも自分の非を認めさせないと納得できない。
こんなことをしていると、結果的に人がどんどん周りからいなくなってしまうのです。
ついつい言葉が出てしまう
こんな言葉を言われてしまう人もいますよね。
- 一言余計なんだよね
- 黙ってればかわいいのに
- 何でそこで突っ込むかな
ある意味、空気を読めないというタイプ。
言わなくてもいいことをつい本心であっても無くても口にしてしまう。
こういう人も嫌われやすくなってしまう。
結果、自分を責めるから自己嫌悪につながっていく。
自分が嫌いな人の恋愛の特徴
自分が嫌いな人は自分に自信がない。
すると、恋愛の中でも以下のような行動を起こす傾向があります。
- 失恋のトラウマが尾を引く
- 付き合っている相手との距離感
- 恋愛依存になってしまう
- 嫌われたくない(怖い)
- 自分を卑下する
- 束縛する
- 何も言えない
- ケンカをするとハイになる
順にご紹介していきます。
失恋のトラウマが尾を引く
過去の恋愛にけじめをつけることができない。
だからこそ、次に好きな人が現れても自分からアプローチやアピールをすることができない。
自分に自信がないから、どこをアピールすれ売いのかもみえてこない。
結果的に、何も出来ないままただ眺めるだけの状態になってしまう。
付き合っている相手との距離感
- 自分のことを好きかわからない
- 本当に本命なのかな?
- もしかしたら遊ばれているだけ?
- 浮気してるかも!
- 帰りが遅いってことは不倫しているから?
自分自身がないから、相手の気持ちがどこにあるのかわからない。
質が悪い人になると、相手を試すようなこともする。
ある意味、人間不信になっているような状態。
これでは、相手も疲れてしまったとなるのが頷ける。
恋愛依存になってしまう
自分のことが嫌いですから、恋愛でも後ろ向きな思考が目立つ。
例えば、
彼氏からのデートのドタキャンに対する対応がわかりやすい。
真面目に仕事をして、必死に将来のために貯金をしているのはわかっていたはず。
それでも、精神的にバランスが崩れてしまうと、以下のような言葉や感情が表に出てくる。
- 仕事と私とどっちが大事?
- そんなに仕事が好きなの?
コロナ禍で仕事を好きでしている人は少ない。
生活のためであり、生きるために必死。
その姿を見て、支えになる発言が出てこないのは精神的にも辛い。
嫌われたくない(怖い)
- 嫌われたくない
- 嫌いになってほしくない
- 離れないでほしい
恋愛に依存する心理まで至らないとしても、ちょっとしたことがきっかけで一気に変わってしまう人も多い。
例えば、
- 連絡をしない日の翌日は電話やLINEが止まらない
- 電話に出ないと何度も頻回にコールが鳴る
- 電話に出るまで切らない
など執拗な対応を迫ってくることもあります。
結果的に、相手は自分の中にある感情が整理できない状態に追い込まれてしまう。
自分を卑下する
- どうせ私なんて
- 結局いつも
- 何をやっても
- 自分よりいい男(女)は
など卑下する発言を繰り返す。
相手が自分の事を好きと言ってくれているのに、 その相手が卑屈な考え方を露骨に出してくるとどうなるのか?
毛kk的には、好きだと思っていた相手もいずれ冷めてしまう。
- そんなことない
- 大丈夫
この言葉が心に響かない後には、いずれ音信不通の未来が待っていると思ったほうが良いでしょう。
何も言えない
- 今自分が何か言えば、事態が悪化するかもしれない
- 相手が受け入れてくれないかもしれない
- 自分の意見は通らないかもしれない。
つまり、恋をして、相手を自分の思い通りに動かそうとする気持ちが強い。
これはお互いを幸せにする恋愛とは言えない。
恋愛とは何か?
この答えをもう一度思い返す必要がある。
束縛
- どこにいるの?
- 今何してる?
- いつ家につくの?
- まだ仕事終わらないの?
常に監視の目を光らせるようなLINEが毎日届く。
- もう寝ちゃった?
- まだ起きてる?
- おはよう!元気?
朝起きてから会社に行き、昼休みを過ごし、終了時間まで常に報告のラッシュ。
これでは、会社の業務報告よりもきつい仕打ちだと思う感覚は必要。
本来は、人を信じることが大切。
束縛しているつもりはない。
こう話す人は、相手の恋愛観をきちんと確認することが大切。
本当に失いたくないなら、今の自分の行動が相手を苦しめていないかどうか?
本当に相手の求める行動になっているのか?
この考えが自然と繋がることが相性の良いカップルなのです。
ケンカをするとハイになる
ヒステリックに変わる人もいます。
少しの喧嘩が一気に以下のような修羅場のようになっていく。
- 物が投げられる
- 大声で泣く、わめく、叫ぶ
その先で、涙を流しながら、
- 「嫌いにならないで」
- 「別れないで」
こんなことを言われてしまうと、どう対処をするべきか相手も困ってしまう。
何より今の関係のままで将来結婚して子どもができたら本当に家族としてやっていけるのか?
これが不安になるからこそ、別れどきを考える人は多い。
自分が嫌いな人の原因
どんな人にもきっかけがあります。
最初からいきなり自分の事を嫌いになっているわけではありません。
付き合い方がわからないという人のために、対処法をご紹介していきます。
以下のような相談は多いです。
- 他人に否定された過去
- 過去のトラウマ
- 裏切られた経験
- 辛い失恋
順にご紹介していきます。
他人に否定された過去
昔はあんな子じゃなかった!
もっとはきはきした元気な活発な子だったのに!
こう親や友人が話すような人はいったい何があったのか?
このきっかけとなるのが、辛い過去。
さらに的を絞ると否定された経験です。
例えば、
- 罵倒された
- 精神的に響く言葉のDVを受けた
- 完全否定されたまま終わった
などきつい経験が重なった時、自分ではどうすることもできない状態に追い込まれてしまったというケースはあります。
過去のトラウマ
裏切られた経験
よくある話は以下のような事例。
例えば、
- 同棲中の彼が不倫、浮気をした
- 二度としないと誓った後に2回目3回目の浮気、不倫が発覚
- 婚約を破棄された
- 突然音信不通になった
- 仲の良かった親友が陰で悪口を言っていた等
将来結婚する目前まで話が進んでいた二人が突然何も理由がわからないまま裏切られた。
このような経験がきっかけで自分を責めるようになってしまう人も多い。
自分が嫌いな人の長所
自分が嫌いな人だからすべてが悪いと言う事ではありません。
中には過去の自分と向き合い、良い意味で回復をしている人もたくさんいます。
長所として、よくあるのは、以下のような特徴。
- 謙虚さ
- 慎重さ
- 忍耐力
- 気が利く
順にご紹介していきます。
謙虚さ
謙虚さが伝わる人は、根本的な部分では自分に自信がない。
誇れると思える対象がないからこそ、褒められた時にも遠慮をしてしまう。
慎重さ
簡単には人を信じられない。
自分が傷つくことを恐れる。
つまりは、保守的な考え方が強い。
しかし、だからこそ信じた後はしっかりついてきてくれる人は多い。
忍耐力
自分に自信がないからこそ、いろいろなことに耐える。
失う現実を経験するよりも自分が傷つくほうがまだマシ。
自己犠牲の塊とも言えます。
だからこそ、簡単には弱音は吐かない。
- まだやれる
- まだいける
- もっとできる
昔の辛い経験に比べたらまだ平気。
こんな感情でやる気スイッチを入れることができるタイプもいます。
気が利く
辛い経験を乗り越えた人は、ある意味優しい人間になれる。
なぜなら、自分を受け入れる覚悟もできたから。
人に優しくなるにはまずは自分を受け入れなければいけない。
- 女々しい自分
- 弱い自分
- 強い自分
全てをいったん自分の中で整理することが重要なのです。
そして、その経験があれば、人の求める次の一手は見えるようになってくる。
言葉を変えるなら、一皮むけた大人になっていることもあります。
自分が嫌いな人の克服方法
自分のことが嫌いな状態が続いている人にぜひ試してほしいことがあります。
それは受け入れるという考え方。
では実際にどのように実践すればいいのか?
私自身が過去に試して成功した方法をご紹介していきます。
自分ノートにすべてを残す
自分ノートというのは、私が勝手につけた名称です。
その中身は?
- 自分にできないこと
- 自分にできたこと
- 周囲から褒められたこと
- 周囲から指摘されたこと
など細かい内容をとにかく区分けします。
恋愛なら、
- 好きになった人の年齢や職業、性格、第一印象
- 何を好きになったのか?
- なぜ好きになったのか?
- なぜ自信がなくなったのか?
つまり、自分の過去を掘り下げていくのです。
実に辛い作業です。
思い返しただけで涙が出てくることもあります。
- 胸が痛い
- 張り裂けそうになる
- 胸が苦しい
こんな感情に押しつぶされそうになるかもしれない。
でもこれを一人でやることに意味があります。
とにかく欠けるところまで進めてください。
1週間単位で未来で読み返す
とにかくすべてを出し切ったと思ったら、その1週間後にまた同じ内容を最初から読み返していくのです。
さらに、思い出したことがあれば書き足すことも大切です。
この作業はいったい何をしているのか?
これは、回想療法と呼ばれる方法です。
回想法とは
回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた家庭用品などを見たり、触れたりしながら思い出を語り合う一種の心理療法。
1960年にアメリカの精神科医であるロバート・パドラー氏によって提唱されました。
今では認知症のアプローチとしても注目されています。
回想法の効果
回想法の効果は、昔の記録を言葉にしたり、相手の話を聞いて刺激を受けたりすることで脳が活性化する。
さらに、
- 自発性
- 活動性
- 集中力の向上
- 自発語の増加
等が促される効果があります。
さらに、複数名で行うと効果が上がります。
不安や孤独感が和らぎ、自分の話を聞いてもらえるという満足感を得られるという方法です。
一旦自分の中でテーマを決める。
そして、少しずつ自分の過去に触れていくことで、自分の視覚、聴覚、嗅覚、味覚等さまざまな感覚で思い出していきましょう。
心の傷をえぐる行為だと思わないでください。
その結果は、あなたが最後には自分を全て受け入れることができるようになっていくのが理想です。
私は1年くらいかけて必死にこの作業を行い、過去と向き合うことに成功しました。