- 仕事が好きになれない
- 今も前の職場も仕事がつらいとしか思えない
こんな感情になるのは病気のせい?
自分だけ?
こんな悩みを抱えている人は3人に1人とも言われている。
男性の薄毛や抜け毛に悩みを抱えている人と同じ割合。
それだけ多くの人が仕事嫌いに悩まされているのです。
今回の記事でお伝えしたいのは、
- 仕事が嫌い,嫌すぎると思っている人の原因は何か?
- どうしたら今の状況を変えることができるのか?
今回の記事では、仕事が嫌いになる人の原因と対処法を以下の目次でご紹介しています。
仕事が嫌いな人の割合は多い
仕事が嫌いな人の悩みの原因
仕事が嫌いな人がやるべきこと
楽しい仕事はあるの?転職は?
仕事が嫌いな人の割合は多い
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株式会社ディーアンドエムが全国28000人に対して行ったアンケート結果をご覧ください。
働くことが好きな人の割合は、どちらとも言えないを含めると、6割を超える。
しかし、32.5%は嫌いという意見。
これはとても重要。
会社を辞めたい人の割合
10代から60代の1000人規模に行ったアンケートの結果。
その背景における悩みとは?
仕事が嫌いな人の悩みの原因
辞めたい人でも上記のような悩みを抱えている。
- 人間関係
- 理不尽な扱い
- 仕事量が多い
- 残業が多い
- 休みが取れない
- 給料が安い
- ボーナスや昇進がない
こんな条件を見れば、やる気も失せるのがよくわかります。
仕事が嫌いな人の悩みは辞める理由
結果的には、以下のような悩みが辞めるまで解消されないから嫌になってしまうのです。
- 人間関係に悩む
- 仕事によるプレッシャー
- 曖昧な評価基準
- 労働環境
- 仕事内容
- 仕事に自信がない
人間関係に悩む
- 職場
- 取引先
- 上司、部下、同僚
人間関係で悩む対象は幅広い。
上司には、
- 嫌い
- 合わない
- パワハラ
等に悩まされている人は多い。
この気持ちは、徐々に行きたくないという感情にまで発展する。
仕事に行きたくない!行きたくなくなる理由と後悔する行動注意点
仕事によるプレッシャー
適度なプレッシャーなら問題にならない。
しかし、精神的に追い詰めるようなやり方は間違い。
- 達成困難な目標設定
- 無理難題を口にする
- 責任の重さが偏り過ぎている
重要なポジションに就いている人も結局、部下を煽ることしかできない。
結局こんな体制が原因で慢性的なストレスを生み出していることを会社は組織的に放置していることも多い。
失敗をしたくないのではない。
失敗を恐れるしかない状況に追い込まれているのです。
曖昧な評価基準
- 評価の対象が経営者の気分次第
- お気に入りの子と嫌いな子への個別対応の差
- 自分の言いなりにならない人の排除
評価のために頑張って仕事をしている人は多い。
しかし、その結果を残した後に、誰からも正当な評価を受けていないのは悔しい。
期間の長さが長い人ほど、その傾向は顕著になっている。
使いやすい人を使って、ベテランを排除する。
この風潮が今の45歳定年という思考に至っているのではないでしょうか?
労働環境
労働環境とは、従業員が会社で働く上での場所や時間等を含めた環境の事。
労働安全衛生法に基づく環境のの配慮など何も感じない職場もあります。
- 気候的条件(体感する気温、湿度、気圧等)
- 物質的条件(放射熱、照明、振動、湿度等)
- 科学的条件(においなど)
さらに、通勤環境も長いことで従業員の幸福度や心身の健康にマイナスの影響が出るというデータも出ている。
この点においても成果を出した人への扱い方等も考慮していないのが疑問である。
仕事内容
仕事内容がそもそも好きではないという人も多数いる。
「生きていくために仕方なく」
「お金を稼ぐためには仕方がない」
このように、諦めて働き続ける人も多いのです。
根本的には、従業員として働くことは、「生きるため」。
これこそが、会社員を家畜と同じと例えられる現実なのではないでしょうか?
仕事に自信がない
自分の納得できる成果が出せないことが落ち込む原因。
- 営業ノルマが達成できない
- 後輩に抜かれる
- 同僚の中で自分が一番下
弱肉強食、競争社会に疲れたという人は多い。
仕事が嫌いな人の対処法
「仕事が嫌い」と思っている時には何をしなければいけないのか?
どうすれば今の悩みから解放されるのか?
理由の絞り込みと妥協ライン
シンプルに言えば、理想を求めない。
妥協する条件を緩和すること。
要するに自分の求める条件設定を落とすことになります。
この考え方を推奨するのは以下のような人。
- キャリアがない
- 転職して間もない
- 今の業種、職種も特殊である
このような人の場合は、簡単に次の就職先で同じ条件以上を希望するのは難しい。
例えば、
「今と同じ給料と待遇を求めるとなかなか仕事がない」
こんな人は今の自分に満足するほうが幸せになれる。
妥協したくない。
こう思っても結果的に独立、起業をする勇気もないなら、何も変えられない。
だったら、
- 自分の不満を抱く原因を書き出してみる。
- 諦めるポイントをまとめる
- 今の待遇な度のメリットもまとめる
問題は、満たされないことよりも満たされていることを知ることです。
仕事を続ける利点を考える
例えば、
- 昇給のある会社
- 退職金が積立式で約束されている会社
- 将来の昇進、昇格が決まっている
など自分の利点があれば、それを妥協することも可能になります。
もし30代で月収20万円以下、手取りは15万円~17万円なんて暮らしになったらどうする?
このような現実よりもマシだと思えるなら、続ける価値はあるのです。
楽しい仕事はあるの?転職は?
あなたが楽しく働ける職場は本当にあるのか?
この答えを求める時に考えてほしいポイントがあります。
年収ではなく、勤務条件を総合評価
仕事を続ける上では、お金は大切です。
同級生、友人、知人の収入や生活水準の違いでショックを受ける人もいるでしょう。
しかし、年収という数字だけを見てはいけない。
例えば、
- ノルマの無い人とある人
- 業績の影響より経営者の気分が優先の会社
- 職場の平均年齢や人間関係
- 業種、職種のイメージ
- 体育会系ではない職場の雰囲気
いろいろな比較ポイントがあると思います。
恵まれた点を見ないで、嫌なことだけ探すのは間違いです。
生きるためと割り切る覚悟
一定の収入がある。
今すぐ会社が倒産する状況ではない。
今すぐ会社がリストラを推奨するような状況でもない
コロナ禍になって、多くの企業が倒産、自己破産に追い込まれた。
その中で、自分で借金をするわけでもなく、安定的な収入を獲得しているのが会社員。
だとしたら、その状況が恵まれていると考えるのも大事なこと。
自分の立場を理解する
今あなたが世の中に放り出されて、同じだけの収入を稼ぐことができますか?
この答えが、Yesの人は辞めた方が良い。
しかし、それは無理、難しいと思う人は、諦めるほうが楽。
自分の市場価値を正しく理解する。
これも自分の生き方、働き方を模索する上では大切です。
仕事を生み出すのか雇われるのか?
結局は、人生は2つしかない。
使う人と使われる人。
私は使う人ではないが、自分で起業をしました。
コロナ禍でも自分のできることを活かす。
能力を活かせる業務で生計を立てることができるようになりました。
でもこれは、短絡的な発想ではできません。
雇われるメリットデメリット
- 雇用保険に加入できる
- 健康保険に加入できる
- 厚生年金に加入できる
- 毎月固定の収入がある
- 裁量権も決定権もない
- 自分で生み出した利益も大半が会社の取り分になる
- いつクビになっても不思議ではない
- 自分以外の人との付き合い方がつきまとう
一人でもお金を生み出すことができる人には不要な組織である。
自分の生き方との関係
趣味は自分の生きがいである程度自由に選べる。
しかし、仕事はそうではない。
現状求人が出ている中で探すしかない。
この中で、自分の求める条件を満たす会社でより多くの賃金を獲得できる職場を探す。
でもこれはすべて相手に雇ってもらうという立場になること。
つまりは文句を言うよりも功績を出す。
その上で、交渉を行える状況にする努力が必要。
そんな環境に足を踏み入れたということ。
自分を捨ててまで生きるために働く必要はあるのか?
この答えとして、生きるためなら、必要となる。
むしろ、贅沢言うなら、さっさと起業して辞めればいい。
その覚悟もないのに、文句が先に出ているうちは黙って雇われているのが幸せなのではないでしょうか?
参考サイト