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まずはじめに、美容カウンセラーの離職率は非常に高いです。

10年以上在籍している人は、ほとんどいません。

もちろん、女性の中には、結婚、妊娠、出産などの理由で寿退社をする方もいらっしゃいますが、1年未満で辞めていく人の退職理由のほとんどは、人間関係、いじめ、ノルマ、仕事がきつい、覚えられない等の悩みで自主的に辞めています。

現場に10年以上在籍し、人事の担当もしてきたからこそ伝えたい現場の実態をご紹介します。

今回の記事では、美容カウンセラーに向いてる人の特徴を解説します。

美容カウンセラーに向いてる人の特徴

美容カウンセラーに向いてる人の特徴

美容カウンセラーに向いてる人の特徴をご紹介します。

営業が好きな人

営業が好きな人

まず初めに美容に興味があるとかないとかそんなことはどうでも良いです。

むしろ、そんなことを言っている人ほど仕事を覚えられずに辞めていきます。

本当に興味があるなら、最初から施術を受ける前に色々な歴史や治療の由来、根拠などを徹底的に調べて理解しているはずです。

「興味が無くても良いのです。」

むしろ、BtoCとしての個人営業が好きな人の方が向いています。

一人でも仕事ができる人

一人でも仕事ができる人

美容カウンセラーは、どちらかといえば、一人で仕事をこなす人のほうが生き残ります。

なぜなら、仕事として営業成績が全てだからです。

個人の成績をクリニックの休憩室に貼っている院も珍しくありません。

院の売上表は毎月必ず掲示されたり、全国にあるクリニックなら、ファックスなどでランキング化されます。

こうした状況の中で、一人でも生き残ろうと自分一人で仕事を覚える人が生き残る世界です。

クロージングが得意な人

クロージングが得意な人

美容皮膚科、美容外科、形成外科でカウンセラーとして業績を残せる人は、コミュニケーション能力が高いわけではありません。

聞き上手よりも伝え方がうまいのです。

結果、クロージング力に長けている人が生き残ります。

いくら患者様の悩みを聞いて共感することができても最後にクロージングできなければ意味がありません。

患者様の言いなりになる人は、売上が伸びません。

切替が早い人

切替が早い人
  • 人の目が気になる
  • 失敗するのが怖い
  • 同じミスをしたくない

こんんことを考えるよりも「さあ、次だ」と気持ちを切り替えることができる人が生き残ります。

コミュニケーションなんか無駄。

そんなことよりも「何をどう伝えれば相手が納得してくれるのかを考えよう。」

カウンセリングのみで帰られたお客様とのトークから次の戦略をすぐに考えられる人なら長く続くはずです。

医療的な分野が好きな人

医療的な分野が好きな人

美容が好きではダメですが、医療が好きな人には向いています。

何が違うのでしょうか?

医療の分野は、薬学、生物学、解剖学などがあります。

治療の説明をする際にも、メラニンや色素、肌の質、栄養素などさまざまな専門用語があります。

レーザーの種類や性質、機能の違いもあります。

各種治療の歴史もあります。

つまり、自分自身が生まれる前からも存在した美容外科や美容医療の分野について勉強することが苦にならない人に向いています。

コンプレックスを活かせる人

コンプレックスを活かせる人

美容の現場にいるのに、コンプレックスを持っていますと伝えたら、「じゃあなんであなたは治療しないんですか?」と普通に質問されます。

こういう会話は、素人だと言っているのと同じです。

コンプレックスがあるかないかは関係ありません。

コンプレックスがあるから、人の悩みを理解できるというのは嘘です。

そうではなく、コンプレックスがあったけれど、見せ方や隠し方を知っているからどうやったらきれいに見せることができるのかを伝えるのです。

その理由は、メイク術や毎日の手入れ、さらには定期的なメンテナンスを施術でカバーするといったのが本来の治療への流れになります。

こうした話ができないのに、自分もシミが気になります、小じわが気になって!なんて話をする人は売れませんし、辞めていきます。

顧客のことを記憶している人

顧客のことを記憶している人

美容カウンセラーに重要なのは、知識と経験と患者様一人ひとりとの接客した時の記憶です。

  • 最初はどんな悩みを抱えていたのか?
  • 家族構成は?
  • 職業は?
  • 年収は?
  • 仕事やプライベートでの悩みは?
  • 結婚の予定は?彼氏彼女はいるの?

など、その人のライフスタイルやビジネス、趣味など人生に関して、少しでも記憶している人のほうが信頼されます。

その場しのぎの悩みに答えるだけの人は、うわべばかりで飽きられますし、別の担当者に客を取られます。

美容カウンセラーの転職情報に要注意

美容カウンセラーの転職情報に要注意

美容カウンセラーの世界は厳しいです。

正直、「自分には無理かも」と思っているなら、応募しない方が良いでしょう。

今いる人を全て蹴落としてでも、自分がNo1になってみせる!

このくらいのやる気がある人でなければ、東京、神奈川、千葉、埼玉などの一都三県、福岡、大阪、名古屋などの大都市圏で長く続きません。

こうした情報は、現場経験者でなければわかりません。

キャリアアドバイザーは知りません

キャリアアドバイザーは知りません

キャリアアドバイザーとか求人紹介系のサービスのコラムは鵜呑みにしないでください。

なぜなら、彼らは現場を何も知りません。

業界をきらびやかに見せるための情報を書いているだけにすぎません。

そんなコラムを読んで、期待しても現実を知ったらすぐに辞めたくなります。

丁寧なカウンセリングとは、その人の悩みの本質を早期に見抜き、わかりやすくスピード感をもって、解決方法を理解させてあげることです。

だらだらと長話に付き合い、その人の悩み相談役になる人は、伸びませんし、続きません。

相手の話を途中までで言いたいことをまとめ上げて、こちらが主導権を握っていかなければ、1日のノルマは達成できません。

営業が大好きな人ならぜひ挑戦していただきたいです。

面白いですし、売上が伸ばせれば、稼げる院もありますよ。