- 介護の仕事を辞めたい
- 介護職の退職理由って何て伝えたらいいの?
- 「親の介護」だと嘘をついても大丈夫?
介護業界の退職理由は大きく分けて3つあります。
- 人間関係
- 報酬
- 将来性
上司に直接伝えても引き止められるからとか、余計な話し合いの時間を設けられるのが嫌だと思っていませんか?
今回の記事では、介護職でもスムーズに退職できる方法をご紹介します。
介護職を辞める無難な理由
介護職は、日本全国で人手不足が深刻化しています。
いつ誰がどんな状況で退職を申し出ても引き止められることの方が多いのかもしれません。
しかし、そんな時にも素直に伝えておくことをおすすめします。
キャリアアップや将来性
一生介護職で生活するのは困難である。
こう話す人の大半は、収入に満足していません。
つまり、直接言う時にも、まずは収入をはっきりと伝えることが大切です。
- 生活がある
- 家族にこれ以上負担をかけられない
- 自分の将来に不安しかない
このように伝えた上で、「介護以外の仕事でやりたいことが見つかった」ことを理由にしましょう。
確かに、将来はどうなるのかわかりません。
最悪の場合、出戻りになるかもしれません。
でも、今は今でしかできないことに挑戦したい。
こう伝えることで、相手も無理にとは言えません。
身体的苦痛での現場離脱
介護の仕事は、自分の身体にも大きな負担になります。
具体的には、シフト制で早番、遅番、夜勤などの不規則な生活で体調を壊す人もいます。
入浴介助やトイレ介助をする際に、腰を痛める人もいます。
つまり、腰痛やヘルニアなど持病を抱えている人もいるのです。
最初のうちはコルセットやシップなどで対応できていたけれど、もう限界。
座っている時でも腰が痛くて作業に集中できない。
このような状態になってしまうと、将来別の仕事に就く際にも身体的理由で就業が困難になってしまう可能性があります。
つまり、身体を休めるために退職したいという考え方もあります。
本当に持病がある場合には、病院から診断書をもらうことも考えましょう。
次の職場が決まった
転職先を決めて、自分の残りの在籍期間を相談するという人もいます。
特に、結婚や子どもが生まれてからの引っ越しを検討している人の場合には、転職先を先に決め手から相談するという人もいます。
家庭の事情【親の介護等】
結婚や配偶者の転勤に一緒についていくなどの転居による事情の他にも家族の介護が必要になる人もいます。
実際に、末期がんや寝たきりになってしまった家族を自宅で看病しなければいけない状態になってしまった人は素直に伝えましょう。
しかし、「親の介護」だと嘘をついて退職することはおすすめしません。
あくまで、後のトラブルの原因にならない理由であれば、素直に伝えてみましょう。
介護職が仕事を辞める理由を伝える方法
実際に退職を伝える相手は誰にするべきか?
この答えとして、上司には言いにくいという人もいますが、大きな問題になりません。
施設長に直接伝える
退職届のあて名は上司ではありません。
社長や施設長となります。
つまり、相談するなら、施設長に直接伝えることをおすすめします。
退職を相談するタイミング
退職を検討している時に相談するべきだろうか?
いつ話を切り出せばいいのだろう?
こんなことに悩んでいるなら、退職願を持参して相談することをおすすめします。
退職願とは、退職したいという意思を伝えるための書類です。
退職とは労働契約の解除に当たるもので、退職を願い出る際、何月何日付という日付もつけることが重要です。