- お金がない!
- 借りれない!
- 生活保護って制限がいろいろあるのかな?
こんな悩みを解消します。
お金がない関連記事。
お金がないのに見栄を張る理由とリスク|生まれ変わった自分の体験ブログ
お金がないのに買い物する人の心理状態や克服成功したおすすめの方法
スポンサーリンク
仕事がない、見つからない、決まらないという人も多いコロナ禍。
生活保護者になったら、何ができないのか?
今回の記事では、生活保護受給者ができないことについて、以下の目次でご紹介します。
生活保護の受給対象者
生活保護者が持ってはいけないもの
生活保護を受ける前の売却が必要なもの
生活保護受給中にも所有可能なもの
生活保護の受給対象者
まずは生活保護の対象者になる条件についてご案内します。
生活保護とは
生活保護とは、生活保護法によって、憲法が定める健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立した生活ができるよう援助する制度です。
「生活に困窮している人」
この条件には、どんな条件があるのか?
生活保護が決まるまでの条件
世帯の収入だけでは最低生活費に満たない人。
【収入にふくまれるもの】
- 急所、賞与などの労働賃金
- 農業収入
- 自営業収入
- 年金
- 仕送り
- 贈与
- 不動産等の財産による収入
- 国や自治体から受けた手当
- 資材を処分して得た収入
- 保給付金
- その他の臨時的収入
【控除対象】
- 税金
- 社会保険料
- 交通費(実費)
- 基礎控除
家財、財産以外の条件
- 扶養に入れてくれる家族、親族がいない
- ケガや病気などが原因で、就業が困難
などがあります。
調査対象
- 生活状況を知るための実地調査(家庭訪問等)
- 預貯金、保険、不動産など資産調査
- 扶養義務者による不要の可否の調査
- 年金等の社会保障
- 就労収入の調査
- 就労の可能性の調査
などが実施されます。
生活保護者が持ってはいけないもの
以下の条件があります。
- 一定の収入以上の現金、預金
- 貯蓄型の保険
- 株等の有価証券
- 住んでいない土地、建物(不動産)
- 高級な装飾品
順にご紹介します。
一定の収入以上の現金、預金
項目 | 条件 |
現金 | 10万円未満 |
貯蓄型の保険
原則として、終身保険も加入できません。
掛け捨てでも定期保険でも収入保障保険でも同じ。
簡単に言えば、解約して「解約返戻金」といった一時的所得が発生する対象は、すべて却下されます。
株等の有価証券
株式とは、株式会社が資金を出資した人に対して発見する証券。
保有することで、配当金などの一時的所得が発生します。
あくまで生活保護は、国が定める「最低限度の生活」を保障する制度なので、投資商品は続けることができません。
受給前に、売却し、現金に換える必要があります。
住んでいない土地、建物(不動産)
不動産も資産です。
住んでいない、借り手がいないなどは関係あれいません。
売却の対象として指摘されます。
被保護者が居住している場合は、即換金対象の資産となりません。
この場合は、売却指示から外れることもあります。
しかし、「最低限度の生活」とは異なる家の間取り、広さの場合には、売却を求められることがあります。
高級な装飾品
最低限度の生活に、装飾品は必要ありません。
腕時計なども売却して現金化する必要があります。
生活保護を受ける前の売却が必要なもの
クレジットカードは解約
クレジットカードとは、買い物の代金を立替ててくれるカード。
一方で、現金を直接引き出すことが可能なキャッシング機能もあります。
当然、キャッシングはできなくなります。
クレジットカードの利用についても、「保護課」に確認したほうが無難になります。
車もバイクも売却対象
ほとんどの自治体で、車もバイクも保有を認めていません。
なぜか?
万が一、事故等を起こしたらどうなりますか?
- 車の維持費を負担することは困難
- 賠償能力もない
当然、車検などのメンテナンスコストを払えるのは、必要最低限の生活とは言えません。
つまり、資産と考えられるため、処分を求められるのです。
例外として認められるケース
- 通勤方法に使用されている
- 公共交通機関が整備されていない
- 病気や障害があり、通院を要する
- 自営業の業務上必須
など、「車なしで生活が困難である」と認められた場合に限り、保有が認められるケースがあります。
しかし、認められた目的以外に使用できないことが前提条件です。
スマホ、タブレット、パソコン
パソコンやスマホ、タブレットは、生活必需品といえる。
しかし、台数は問題になりやすい。
2台以上は、生活に必要ない。
つまり、解約を求められる。
生活保護の脱却を目指すなら、現金化することをおすすめします。
生活保護受給中にも所有可能なもの
生活保護対象者でも保有できる商品はあります。
- 生活必需品(家具、家電)
- ペット
- 自転車
順にご紹介します。
生活必需品(家具、家電)
- エアコン
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
など、必要最低限の生活に求められる家電であれば、生活保護受給者になってからも保有することが可能です。
ペット
今すでに犬や猫などのペットを飼育している人でも、受給後でもペットには規定がありません。
簡単に言えば、ペットはぜいたく品として認められていない。
しかし、自分の生活が厳しい状況なのに、ペット用のお金が用意できるのはおかしいですよね?
自転車
パソコンやスマホの他に、移動手段として自転車を保有することは認められています。
通勤に必要。
徒歩では遠い。(歩けるとしてもかなり時間が必要)
このような場合には、自転車を購入することが可能です。
他にも土地の事情(坂道が多い、高齢者である)がある場合には、電動自転車でも認められることがあります。
生活保護を受けるべきか?
- もう今の生活を維持することは困難だ。
- 今後の収入の見込みもない。
- 貯金を底をつきそうだ。
こんな人なら、背に腹は代えられない。
もし、家族を養うことが大変だと思ったら、まず相談をしてみましょう。
参考資料