フェイシャルとは、エステのメニューの一つ。
特に顔の肌の悩みを解消するために行うメニュー全般を意味します。
今回の記事では、フェイシャルとは?についてわかりやすく解説します。
フェイシャルエステとは?
たるみ、毛穴のくすみ、ニキビやニキビ跡などお肌の悩みは若い方もミドル、シニアも年代、性別を問わない共通の悩みの一つ。
自宅ケアとして、サプリや化粧品、シミケア商品を購入しても効果がない。
こんな人が探すのが、フェイシャルエステ。
フェイシャルエステ対象の悩み
- 小じわが気になる
- フェイスラインがたるんできた気がする
- 口角が下がってきた気がする
- 肌の乾燥が気になる
- くすみが気になる
- シミが気になる
上記のような症状がある時、肌のツヤやハリを取り戻したいと思ったら、エステのフェイシャルメニューがおすすめです。
フェイシャルエステの仕組み
フェイシャルエステとは、お顔を中心として、首の周辺までを集中的にケアをするエステメニューです
ハンドトリートメントによって、お顔周辺に刺激を与えます。
ハンドトリートメントのケアによって、血流の改善を目指せる施術のことで、血流とリンパの流れを改善する施術メニューです。
リンパの流れが改善することで、リンパ付近に溜まっていた老廃物の流れが改善します。
施術前と比較するとむくみが解消されたと感じるのはなぜ?
老廃物のむくみがとれてスッキリしたと感じるのが答えです。
リンパの流れが改善すると、ハリや弾力が生まれることで瑞々しい肌へと変わることもあります。
フェイシャルエステのメリット
フェイシャルエステは本当に効果があるの?
先ほどのリンパの流れの改善によりさまざまな効果を実感できます。
- フェイスラインが引き締まる
- ハリや弾力がうまれる
- くすみやシワの改善が見られる
- ニキビなどの肌トラブルが起こりにくくなる
- 肌のターンオーバーが正常化する
- リラクゼーション効果がある
などの効果が期待されています。
フェイシャルエステの効果の持続期間
フェイシャルエステの施術を受けてからの持続期間は、大まかにいえば1週間~10日程度です。
施術直後から徐々に落ちていく
肌の変化を実感してから、2,3日すると保湿や紫外線ケアの違いで徐々に元に戻ってきたと実感する人がいます。
他にも、普段何も化粧やメイクをしていない人と化粧水や保湿用のローションを使用しているなどセルフケアの違いによって、効果の持続期間も異なります。
フェイシャルエステの効果を長持ちさせるコツ
一度キレイになったら、少しでも長持ちさせたいと思いますよね。
ではどうしたらキレイな肌の状態を維持できるのかを解説します。
きれいな肌を維持する方法
肌をきれいに保つためには、ただ単にサロンに通うだけでは不十分です。
施術後のセルフケアを学ぶことも大切です。
具体的には、
- 自宅で簡単にできる顔や口周りのストレッチ運動を行う
- リンパマッサージを行っておく
- 紫外線防止等のダメージケアを心がける
などがあります。
他にも規則正しい食生活と睡眠時間を保つことも肌のケアとしては欠かせません。
一方で、ストレスが溜まりやすいと感じる方には、ストレス対策も考えておくことが大切です。
通うことで改善する人の特徴
フェイシャルエステに通い続けることで効果を実感する人もいます。
毎回効果を感じる人は、エステティシャンのマッサージだけではなく、その機器やアロマオイルなどとの相性が良いといえます。
先ほどお伝えした通り、フェイシャルエステには、リラクゼーション効果がありますので、相性が良いことでリラックス効果を得られる人もいます。
自宅でのセルフケア方法
サロンに通う方法以外で、自分でもできるセルフケア方法をご紹介します。
クレンジング
毎日化粧を欠かせない人は、クレンジングが大切です。
1日の中で発生した古い角質や老廃物を取り除くことで、肌への余分な負荷や刺激をあたえないことが大切です。
クレンジングで落とす際には、肌への負担も考えて、ぬるま湯で落とすようにしましょう。
さらに、クレンジングに使用する商品については、口コミをあてにするよりもお試しや試供品で自分の肌に合うものを探すようにしましょう。
クレンジング後の保湿
クレンジングを終えた後にそのまま放置していませんか?
水分が逃げないように乳液でケアをすることが大切です。
年齢を重ねた時に、急に老けてきたと感じる方は、ホルモンバランスの乱れによって、肌が耐えられなくなってきたことと水分を失っている状態が一気に表面化した状態です。
今のケアは将来の自分への投資だと思って、毎日続けるようにしましょう。
フェイシャルエステの注意点
フェイシャルエステには肌の状態によっては、合わないこともあります。
日焼けした状態では通わない
特に肌がピリピリするとか痛いと感じるような状態でサロンに通うのは控えましょう。
他にもニキビや肌荒れなどによる炎症がある時にも施術は避けておきましょう。
血行が良くなることで、さらに炎症が悪化する可能性もありますので注意が必要です。
安易にセットを組まない
顔のたるみが気になる人でも安易にセット契約をするのは控えましょう。
なぜか?
通わなければいけないという環境にしたことで、スケジュール調整などがストレスになる人もいるからです。
まずは自分のリラクゼーションサロンのように、行きたいと思った時に空いていたら通うくらいの軽い気持ちで取り組むほうがストレスになりません。
年齢特有のくすみは解消しない?
シワ、目の下のクマやたるみなどが気になる人がお試しや1,2回ですぐに効果を実感できるような施術ではありません。
あくまで、自分の肌のハリよりもキメが整ったことで少し明るくなったなどの効果のほうが先に感じやすい施術です。
日頃の疲れを癒すために使う
先ほどもお伝えした通り、リラクゼーション効果を期待することで、肌のトラブルを解消できる人もいます。
疲れているな。
一人になりたい。
ゆっくりしたい。
こんな時に、通える範囲で探すと意外と効果を感じやすいかもしれません。
フェイシャルエステの費用相場
フェイシャルエステは、都度払いと月額定額制があります。
サロンによってコースの料金は異なりますが、1回の施術費用は、5000円~2万円が相場になっています。
通常料金よりも少し安くなる会員特典などを用意しているサロンもありますが、まずは都度払いで何度か試してみることをおすすめします。
フェイシャルエステのよくあるトラブル
フェイシャルエステでよくあるトラブルは、大きく分けて2つあります。
強引な勧誘や化粧品等の購入
エステシャンにノルマがあり、毎回化粧品やセット契約を勧められるサロンもあります。
こういうサロンは、避けましょう。
特に「サロンの化粧品だから肌に合う」といった根拠のない説明には要注意。
サロンが扱う商品だからあなたにも合うというのは説明になっていません。
そんな説明をあたり前のように伝えているのは、教育体制が整っていない状態です。
まずは試供品があれば、1ヶ月ほどつかってみましょう。
生理中や前後のイライラするようなときにも効果を感じられるかを見極めてから継続して購入するようにしましょう。
刺激が強い等肌トラブル
フェイシャルエステでは、リンパマッサージを中心とした施術ですから大きなトラブルになることは少ないはずですが、施術者のスキルによって、トラブルになる可能性はあります。
まずは、自分の肌の悩みと施術が合っているのかをカウンセリングで確認するようにしましょう。
勧誘ばかりで質問に答えてくれないようなサロンならそのまま帰ることをおすすめします。