転職の際に多い質問事項のひとつ「自己PR」
- アピールできる実績もない
- スキルもこれといって特にない
応募企業の求人情報を眺めてもどのような人物を求めているのか想像できない人も多い。
そんなときに、ふと思いつく言葉がある。
その一つが「柔軟性」
しかし、「柔軟性」とはそもそもどういう意味でつかわれるのか?
リーダーシップ等人間性をアピールしたい時のポイント等を解説していきます。
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今回の記事では、柔軟性とは?について以下の目次でご紹介していきます。
柔軟性とは?意味や語源
柔軟性を伝える自己PRアピール
柔軟性のアピールは効果的?
柔軟性とは?意味や語源
そもそも柔軟性とは何を言いする言葉なのか?
意味
体力の一要素である。
筋肉と腱が伸びる能力のこと。
動きのしなやかさだけでなく、障害の予防などにも関連する。
これが身体的な意味で用いられる特徴。
性質的な意味では?
その場や状況に応じて行動や機能などを素早く変化させてたいおうすることができるような性質。
類似語:臨機応変な性質。
柔軟性を伝える自己PRアピール
「柔軟性」というキーワードを使って、どのように自己PRをするのが得策なのか?
書類選考を通過させる上でのポイントを解説していきます。
柔軟性のある思考
柔軟性とは、固執しないことととらえる企業は多い。
適切な判断を下し、行動できることが重要。
では、その内容をどのように伝えるべきなのか?
- 柔軟な発想と行動。
- 柔軟な対応
このような言葉の使い方は適切とされる。
しかし、企業が求めるのは、何を成すのか?
つまりは、結果に執着しているのかが重要になります。
よって、柔軟な発想と行動により、
- 最短で結果にたどり着くことを目的としているのか?
- その場の解決だけを意味するのか?
ここが大きな違いになってきます。
柔軟性を備えた組織
コロナ禍になって、これまでの時代とは大きく流れも風潮も変わってきた。
お客様から求められるニーズそのものが変わってきた。
だとしたら、その対応を組織はどう判断しているのか?
この点を含めて、「組織の柔軟性に共感した」という表現も使いやすい。
- 結果に焦点を絞る。
- 過程と結果を明確化する。
この2つを分かりやすく伝えることが、しょる選考を通過するカギになります。
柔軟性のアピールは効果的?
履歴書に記載をする志望動機はおおよそ3~5行程度。
文字数が限られる中で伝えるべき内容は、「結果」。
実績がない、スキルがないという人は、具体的なエピソードを一つ端的に記載するのも良いでしょう。
自分の仕事の進め方では、例えば、
- 素直に謝ったことで生まれた信頼関係
- 先輩や同僚の仕事のやり方へのより簡略化したプロセスの提案。
このような点を伝えるのも武器になります。
一方で、些細なことを気にする人や神経質な同僚や部下への対応も人間関係構築のアピールになります。
- 「伝え方」にこだわったことでうまくいったこと
- 「話し方」でお客様との契約に結び付いた体験
このような内容が伝わることもアピールと言えます。
自己PRは企業が求めている人材か?
本来自己PRとは、自分の伝えたいことを伝えるべきスペース。
しかし、柔軟性は本当に「求めている人材」なのか?
例えば、いくつか書いてある内容の中で一番使いやすいからと選んでしまう人もいます。
この場合は、相手の求める対象として「総合的に見て」の小さな一つに過ぎない。
- 持続性
- 忍耐力
- 体力
- 精神力
こうしたキーワードのほうがコロナ禍では、業務遂行能力とセットで重要になってきた。
入ってきてもすぐに辞めるかもしれない。
面接時の勢いは良いけど、現場に入ったらなかなか難しいかもしれない。
このように警戒されてしまうと、柔軟性はアピールにならない。
長所として何を伝えるべきなのか?
この答えとしては、正直弱い。
これが、10年以上人事担当をしてきた私の見解です。