SHR脱毛とは、蓄熱式脱毛と呼ばれています。
脱毛の主な仕組みは、発毛を促す「毛包」にアプローチをする脱毛方法です。
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今回の記事では、SHR脱毛の効果の仕組みやメリットデメリットについて、わかりやすく解説しています。
SHR脱毛の特徴
SHRとは、「Super Hair Revovable」の略です。
蓄熱式脱毛機としての名前の方が浸透しています。
蓄熱式脱毛の特徴
蓄熱式脱毛の場合、毛根全体を包み込んでいる「毛包」へ光を照射します。
毛包は、細胞に対して発毛する指令を出す「バルジ領域」のあるスポットです。
つまり、バルジ領域にダメージを与える脱毛機となります。
仕組みは以下の通りです。
- バルジ領域に弱い光を照射する。
- 毛を作るための細胞が作られにくくなる。
- 徐々に毛が少なくなっていく
これがSHR脱毛の仕組みとなります。
SHR脱毛とIPL脱毛との違い
IPLとは、「Intense Pulse Light」の略であり、コンデンサ等を用いたキセノンランプを極短時間のみ発光させた光のこと。
従来式といわれている脱毛機のほとんどがIPL脱毛機です。
仕組みは以下の通りです。
- 毛根のメラニン色素に反応する光を照射する
- 光がメラニン色素に吸収される
- 熱エネルギーに変わり毛根に伝達する
- 毛根に熱が伝わることで、栄養が届かなくなる
- ポロポロとムダ毛が排出されるようになる
脱毛した後に、ポロポロ抜けてくるようになるよ!と紹介されている人は、IPL脱毛機を採用している脱毛サロンを紹介されているということです。
メラニン色素の多い濃い太い毛に反応するのがメリット。
メラニン色素の少ない薄い産毛や細い毛に反応しない(効果がない)のがデメリットです。
SHR脱毛の効果が出るまで
SHR脱毛で効果が出るまでにはどのくらい期間が必要?
SHR脱毛の回数やペースについて、解説します。
SHRの脱毛回数
一般的には、8から12回と言われていますが、個人差があります。
回数ごとの変化についてまとめてご紹介します。
回数の目安 | 効果が出るまでの変化 |
1回~2回 | あまり効果を実感できない |
3回~5回 | 徐々に毛が抜けたり、細くなったと感じるようになる |
6回から10回 | 自己処理が楽になる(引っ掛かりが少ない等) |
10回以上 | 部位によっては、ツルツルになったと実感できるようになる 生えてくるのが遅くなったと感じるようになる |
毛量や毛質、肌質などによっても個人差があります。
個人差の目安としては、3回~5回以上の差があります。
つまり、12回から18回というのが効果の出にくい人でも体感しやすい目安となります。
施術部位ごとの変化
自己処理が簡単になってからツルツルになったと実感するまでの目安をご紹介しています。
部位 | 自己処理が楽になる目安回数 |
ワキ | 12回以上 |
背中、胸、腹部 | 10回以上 |
脚や前腕、上腕 | 8回以上 |
VIO | 12回以上 |
顔(産毛) | 10回以上 |
顔(ひげ) | 12回以上 |
SHR脱毛の口コミの特徴
SHR脱毛の施術を受けた人の口コミを見ると、以下のような声が多いです。
27回施術した感想
通う間隔は2~4週間で、今まで27回通いました。 通い始めてもう一年半になるわけですが、いまいち思っていたような効果が感じられません…。 全く効果が感じられないわけではなく、脇やひざ下などはほぼ毛がなくなり、満足しています。(全くなくなったわけではないですが。)
Yahoo知恵袋
6回終了時の感想
現在SHR式のエステ脱毛を受けています。(6回終了) 毛の成長はかなり遅くなりましたが、剃った状態の毛が毛穴内に残ってしまっている状態です。伸びても来ないし、抜け落ちる気配もないので心配になってきました。
Yahoo知恵袋
口コミの見極め方
サロンの宣伝文句は正直無視していいと思います。
実際に施術を受けた方の口コミを見る時には、サロン名も確認しましょう。
なぜ?
照射の出力設定や施術の時間、照射の時の当て方も大きく異なるからです。
ただ滑らせるように当てても効果がありません。
医療レーザー脱毛でもサロンの脱毛でも角度をきちんとしないと光が漏れてしまい、効果が半減しやすくなります。
時間にこだわっているだけのサロンで効果がない場合は、当て方が悪い可能性もあります。