バツイチになった20代前半
周りは大学卒業して新卒で社会人でバリバリ働きだした頃、私は人生で最も心の傷をふさぐことに必死になって過ごしていた。
- 仕事もままならない
- 前妻と出かけた場所を通るたびに思い出して涙が止まらない
- 彼氏彼女という関係ですらもうこの先には自分には誰も相手にしてくれる人なんていないとさえ感じていた
こんな地獄の日々から脱出した私の成功体験をご紹介しています。
バツイチ子なし男のスペック
結局は、男は顔(ルックス,容姿)だろ!と思い込んでいた当時の私。
年齢は、20代
婚姻歴は、23歳で結婚後、3ヶ月で妻の不倫が発覚して離婚。
趣味は、ファッション、アニメ、マンガ、パソコン、コンサート巡りや映画、読書
性格:とにかく負けず嫌い。でも人に相談されると何でも全力で支えようとする世話役
好みのタイプは、小柄から160㎝くらいの細身、普通の人。しっかり自分を持っている人
こんな感じでした。
学歴特に威張れるほどの内容もない、資格も医療系を少し。
こんないたって普通の男がどうやって再婚をしたのかを綴っています。
バツイチ子なしが再婚した時期
私が再婚を決意したのは、離婚からちょうど10年の月日が経過した時だった。
当時は、本当に仕事が面白くて仕方がなかった。
自分の人生はもう仕事だけで良い!とにかく自分のために稼いで自分の好きなことをして生きていこう!」
仕事人間で、別に休日なんていらないから仕事していた医と思っていた日々。
そんな中で、妻に出会ったのです。
長く古い友達の一本の誘いの声
最初の結婚式にも参加してくれて、今ではお互いが同じ会社で家を建てて家族を持つ既婚者同士の同級生。
彼から一本の誘いの声があった。
「仕事ばっかりしてないでたまには遊びに行こうよ」
「ちょうど自分の知り合いの女性がダーツやりたいって言ってて友達連れてくるんだって、付き合えよ。」
こんな誘いが来て、その時には、こいつとの仲ならまあ人数合わせにだけ付き合うかって感じでした。
たった1度の遊びがキッカケで一目惚れ
その時に会ったのが、今の奥さん。
正直、今の妻(この先、「彼女」とします)を見た瞬間に、「この人となら弄ばれてもいいかも!」と思うほどの自分の理想のタイプだったのです。
最初は、ダーツに夢中だった。
そして、お互い自己紹介なんて時に、私の連れが、こんな一言。
「こいつもうバツイチで一回結婚している経験あるから、いろいろ相談に乗ってもらうと助かるんだよ。な?」
「な?ってその紹介どうなのよ!」
なんて言いながら私はつい気になっていた彼女のほうを見てしまった。
すると、
「私はバツイチくらいのほうが人の痛み分かっていると思ってるから気にしないかな!」というフォロー。
「えぇ!」と誘った彼女の友達が驚くほどの発言だったのです。
「でもまだ遊んでいたいから結婚とかは全く考えられないかな」
こんな言葉に私は、この人としばらく一緒に遊んでいたいと思えた。
自然に任せるが一番の気持ち
あっという間に時間が過ぎて、
「気になるんならこの後誘えば、」と私の友達が機会を作ってくれた。
その声に彼女は付き合ってくれて、あっという間に意気投合。
正直、この時の会話は今でも彼女はこう言ってくれている。
「とにかく終始あなたは変わっていた!でもこの人と一緒に居たらきっと他の人とでは経験できない人生を楽しめるかも」
「だってあんなに自分の人生について生き生きと話す人はさすがにいないでしょ」
こんな感じでした。
相手は前妻とまるで別タイプ
私の前の奥さんは、
- おとなしい
- 人見知りが激しい
- 童顔
- とにかく後ろに隠れてついてくるタイプ
こんな人だった。
でもこういうタイプが自分にも妹がいるので、なんとなく面倒を見ているのが自然だった。
彼女は正反対のタイプだったのです。
それまでの恋愛経過
私はその前に数回マッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所等で婚活に失敗をしていていたのです。
マッチングアプリ
遊ぶというのがどうも気持ち的によくわからなかった自分。
メッセージのやり取りも堅苦しい敬語ばかりで感情を表に出せない。
顔文字絵文字もろくに使えないダメ男で結局コミュニケーションスキル不足で挫折。
婚活パーティー
結局、自分がバツイチという事だけ、すべての場でプロフィールを提示するだけで怖くなる自分。
フラれるか付き合えるという2つの答えだけが脳裏に焼き付いてしまい、結局何も話すことができませんでした。
自然に出会ったバツイチ子持ち
ある意味、この子との出会いが新しい人生の始まりだったと言っても過言ではない。
同じバツイチ同士であり、さらに相手は子供もいる状態。
でも自分はそんなことに屈しないとパートで必死に生計を立てている。
でも夜になると孤独が強まって、お酒におぼれていた当時の状況に同棲するまでの関係に。
こんな関係の中で、「あなたは自分を責めすぎているだけで周りはあなたをそんな風には見てない。」
こう教えてくれた。
「今のあなたが一番ダメなのは、自分を認めていない事」
こう言ってくれたのです。
あっという間に結婚が決定
私と彼女は、出会った最初の日にこんなことを話していました。
- 毎日会うとかありえない
- 「おはよう」「おやすみ」とかの連絡は不要、うざいから
- それと何してる?も無意味な質問だから要件先にしよう
こんな感じでもうこの先は誘うも誘われるもないと思って当日はサヨナラしました。
でもその翌日、まさかのメール
「今日仕事何時に終わる?会える?」
「は?昨日毎日とかありえないと言っていたのは誰だっけ?」
でも私にとっては最高のお誘いです。もちろん即OK。
それから何でかわからないけど毎日デート。
そして、3日目に告白。
それをきっかけにずっと一緒に居ました。
何もかもが苦痛にならない。
- 結婚観
- 仕事
- 金銭感覚
- 夢
- 老後
全ての話を済ませている中で、「そうだよね」の連呼。
私もまさかこんなにぴったりな人がいると覆っていませんでした。
でも問題は1つだけあったのです。
初婚女性がバツイチ再婚と同棲に親は?
私たちは、いつしか毎日会っているなら、同棲したほうが早いねって話に発展。
その時、だったら親に一言くらいあいさつしておこうかという流れになりました。
もちろん私の両親は大歓迎。でも向こうの両親は?
反対したくなるだろうなぁ。だって初婚だもんな。
こんなことを私が思っていたのですが、現実は真逆。
「あなたのような人がこの子をそんなにいい子だと言ってくれるのは親としてもありがたいよ。よろしくお願いしますね」
こんな言葉がお義母さんからもお義父さんからも聞こえてきたのです。
あれ?
なんだかこれが、本当の意味での奇跡なのかも!って本気で思ってしまった。
バツイチ子なしの再婚注意点
私が再婚する上で注意したことをご紹介していきます。
バツイチの公開は初回が重要
どんな婚活アプリでも結婚歴というのは入力をする項目がある。
だけど、最初の頃はこの婚姻歴をなしにチェックしたくなる気持ちが私には強かった。
でもそれは、最初に相手につく嘘の始まりなんですよね。
嘘で始まる関係は、結局すべての出会いにおいてチャンスが壊れる時間を恐れることになる。
離婚理由も素直が大事
いつカミングアウトするのか考えるくらいなら、最初にきっぱり線引きしたほうが早いです。
あなたも選ぶし、選ばれる条件は公平にしておくことが大事。
離婚した過去との決別
離婚をするという決断をしたきっかけは、一方が裏切りの行動に出たということだけではない。
コロナ禍になったら、仕事の都合や家族の関係性等いろいろ人間性の面でも信用が壊れてしまうきっかけはあると思う。
でもそんな自分について考えていても結局は、最後にプライドが邪魔をする。
だったら、今の自分には足りないこともたくさんあるけど良い所もあるんだ。
たったこれだけで良いのです。
- 昔の相手と似たタイプを選ばない
- 相手に対して期待をするのも間違い
- 自分磨きをするのは自分を知ること
この3つを意識していると、周りは自然とあなたの良さに気付き始める。
ネガティブ思考は不幸しかない
「どうせ」「だって」「そんなこと言っても」
否定的な言葉が好きになる時期が私にもありました。
でも離婚をした過去は消すことはできませんし、相手がその事実を聞きたい理由はもしかしたら、気にしないから事実だけ教えてということもある。
だったら、自分が悪い面を含めて、すべてを伝えることが大事。
まして相手が初婚であるなら、結婚生活なんてどういうものなのかを知らないで確認をしている。
だったら、あなたのすべてを隠すことなく話すことが大事。
女の嗅覚や勘はなめてはいけない。
むしろ、自分がすべてをオープンにしたほうが、相手の中の心のフィルターをすり抜けるチャンスが作れる。
これが、私が感じた事です。
再婚したことで得た新たな幸せ
今の奥さんは、私と結婚する前にこんな話をしてくれた。
「前の奥さんがどんな人だったのかは知らないしそこまで興味もない。でもその人がいたから今のあなたがいるのも事実。それは過去の恋愛相手もすべて同じ。人に無駄な時間はないんだと思うよ。だってそれを全部経験してきたから今のあなたがいるんでしょ。だったらその過去は素敵な経験だったと言えるんじゃない?」
この言葉はあなたにもぜひそのまま伝えたい。
「再婚したい」
「彼女が欲しい」
「失敗しないために良い人を選ばないと」
こんな風に思っているなら、まずはその気持ちを優先しよう。
そして、失敗したとしてもその自分を受け入れてあげることが本当に大事。
焦ったら負けです。
「結婚前提でなくても」このくらいの気持ちで女性と向き合うほうが今回の私の体験のようにとんとん拍子に話が進む可能性もありますよ。
今の私は本当に幸せなんです。
結局、人は自分のことをどれだけ好きになってあげられるかなんだと思う。
背が低い、デブだ(中年太りが気になる)、ルックスが良くない、学歴なし、資格なし、キャリアなし、年収が低い。
そんな上にいる他人と一つ一つを比較して劣等感を感じる暇があったら、趣味に没頭して今を楽しむことを優先することが大事。
あなたが今を楽しむことが、結局は異性があなたといたら幸せな未来があるかも!と思ってもらえるきっかけになりますよ。