LED美容とは、高輝度LEDを照射し、皮膚の深部まで光エネルギーを到達させることで、さまざまな肌トラブルの改善を行う光治療の一種です。
問題は、波長が異なる点です。
LEDは、脱毛機としても利用されています。
今回の記事では、LED美容について分かりやすく解説しています。
LEDとは
LEDとは、Light Emitting Diodeの略であり、直訳すると発光ダイオード(光る半導体)という意味です。
LED美容の歴史
LED美容が始まったのは、1990年代です。
LED美容のメリット
- 機器の照射部の寿命が長い
- 消費電力が少ない
- 一般家庭用の電圧で利用できる
LED美容の特徴
LED美容とは、これまでの光治療と何が違うのかについてご紹介します。
光の種類の違い
従来の光治療と異なる点は、光の色です。
LEDにはさまざまな種類の光の色があります。
わかりやすく一覧でまとめました。
光の色 | 効果の特徴 |
青 | ニキビ治療に用いられる ニキビ(尋常性ざ創)は、皮脂の過剰分泌によって、アクネ菌が毛穴に繁殖することで発生します。 アクネ菌は、繁殖時に「ポルフィリン」という物質を産生します。 青色のLEDには、皮脂の分泌を抑えたり、毛穴を引き締める効果が期待されています。 |
白 | しわやたるみの改善等エイジング効果が期待されている 【効果の仕組み】 波長は、830㎚。 真皮層のさらに奥まで到達します。 真皮の線維芽細胞を活性化。 真皮を再生させる働きが期待されています。 |
赤 | 血行促進、くすみやクマの改善 ニキビやニキビ跡の炎症を抑える、表皮の再生を促す効果が期待されています。 【効果の仕組み】 皮膚表面のさらに奥まで到達する。 コラーゲンやエラスチンのもととなる「線維芽細胞」を活性化する。 |
美容皮膚科のLED美容機器
LED治療は、もうすでに美容皮膚科系のクリニックで取扱いが始まっています。
つまり、LED脱毛やLED美顔といった美容の効果は既に医師たちも認めている効果があります。
LED治療のメリット
- ダウンタイムが短い
- 施術時間が短い
- 治療後すぐにメイクも可能
- 重大な副作用がありません。
LED治療のデメリット
- 皮脂腺が刺激されて、白いニキビができる人がいます。
- ほてりを感じる人がいます。
- 赤みが出る人がいます。
つまり、何もないという治療ではないということを知っておくことが大切です。
LED美容を家庭用とクリニックで比較
一般家庭向けにもハンディタイプなどが登場しています。
では何が違うのかをご紹介します。
家庭用LED美顔のメリット
- 手軽にLED美容ができる
- 好きな時にケアが可能
- 肌の状態に合わせて種類を選択することが可能。
クリニックLED美顔のメリット
- 出力が強い
- LEDライトの数が多い
しかし、肌トラブルが全くゼロということはありません。
費用についても、一概にクリニックの方がお得とも言えません。
1階の施術で5000円から1万円程度のサロンがあれば、回数を重ねていくことで効果を実感できる方もいます。
いきなり数万円から十数万円の施術をクリニックで受ける必要があるとは思えません。
LED美容に興味がある方は、まずはLED脱毛等で自分の肌に合うのかを確認してみましょう。
LED脱毛を経験した口コミ
私自身は、医療レーザー脱毛を10回以上経験していますが、結果的にずっと生えてきました。
永久脱毛で後悔することとは?デメリットが多い現実【現場経験者が解説】
LEDの光はトラブルが無かった
医療レーザーの治療後には、白いニキビが施術ヶ所に数カ所同時にできてかなり痛い思いをしてきました。
しかし、LED脱毛では、肌トラブルが全くありませんでした。
効果は?
施術後には、医療の時と同じような感覚でした。
自分の体感的には、これなら美容外科や美容皮膚科に行く必要はないと思えました。