- 脱毛サロンの光脱毛を経験したけれど、効果なし(効かない)
- 医療脱毛は痛すぎて諦めた
- LED脱毛という方法を見つけたけれど、メンズのヒゲ脱毛には効果があるのか知りたい
こんな悩みが増えています。
LED脱毛関連記事。
今回の記事では、LED脱毛機とメンズヒゲ脱毛の相性についてご紹介します。
LED脱毛の仕組み
LED脱毛を知るためには、LEDの仕組みからご紹介してきます。
LEDの特徴
LEDとは、Light Emitting Diodeの頭文字をとった略語であり、日本語に訳すと光る半導体という意味になります。
特徴は、5つあります。
- 寿命が長い(1日10時間使用でも定格寿命40,000時間の場合、10年使用可能)
- 人には見えない紫外線や赤外線を含んでいない
- 少ない電力で明るい点灯が可能である
- 低温の環境下でも瞬時に点灯が可能。
- 環境負荷物質となる水銀や鉛を含まない
などがあります。
LED脱毛とは
LED脱毛機はまだまだ少ないです。
LED脱毛機は、光源を低コストで照射することが可能になりました。
業務用脱毛機で使用されるのは光脱毛が一般的ですので、他社との差別化もしやすい商品となります。
LED脱毛と光脱毛の違い
脱毛機の種類 | 特徴 |
光脱毛機 | キセノンランプというフラッシュ式の脱毛機 メラニン色素の薄い産毛や白髪に反応しにくい メラニン色素に反応させるため、多少の痛みを伴う |
LED脱毛機 | メラニン色素の薄い産毛や白髪にも使える 介護に向けたVIO脱毛、産毛の多い背中やうなじの脱毛にも使いやすい メラニン色素に反応させるわけではないため、日焼けした肌や肌の色の濃い人にも使いやすい |
LED脱毛の種類
脱毛には、ダイオード、光、レーザーの3つの種類があります。
医療脱毛では上記の3つすべてを使っています。
LED脱毛の基本的理論は、IPL脱毛やSHR脱毛といった光脱毛と同じ理論です。
【IPL脱毛の強みと弱み】
IPL脱毛とは、「インテンス・パルス・ライト」を使用しています。
メラニン色素に反応する
毛を弱らせて目立たなくさせる
等の特徴があり、脇やVIOなどの濃い太い毛に反応しやすいため、メンズ脱毛やVIO専門サロンにも選ばれています。
しかし、キセノンランプは、メラニン色素に反応しやすいため、産毛や白髪に反応しにくいのが特徴です。
【SHR脱毛の強みと弱み】
波長の短い光を肌に照射して、熱を毛根に蓄積させる方法。
「バルジ領域」にアプローチするのが特徴。
徐々に毛を目立たなくするのが効果となります。
メラニン色素は関係なく、白髪や産毛、肌の色の濃い人にも照射が可能です。
波長が弱いため、痛みが少ないのも選ばれる理由の一つになっています。
しかし、照射パワーは劣るため、照射に必要な時間がかかるのが弱点です。
短時間で施術を完了させたい方には注意が必要です。
メンズひげ脱毛とLEDの相性
毛が生える仕組み
皮膚の下には、毛根や毛乳頭、毛包、バルジ領域などがあります。
毛乳頭が毛細血管から栄養を補充し、毛を作り上げて成長させます。
自然に抜けるまでに、成長期、退行期、休止期というヘアサイクルを繰り返しながら、毛は、生え代わりを繰り返します。
LED脱毛との相性
LED脱毛機から出る波長は、黒い色に反応させて熱を発生させています。
皮膚表面に光を当てることで、黒い毛にLEDの熱が発生します。
子のダメージが、バルジ領域をはじめ、毛根や毛母細胞などにダメージを与えているのが、即身になります。
これまでのSHR脱毛では、バルジ領域のみがターゲットになっていましたし、IPL脱毛では、毛根や毛母細胞にターゲットが集中していました。
しかし、LED脱毛になってからは、焦点が絞られることで、より狭い範囲で、熱は分散せずに、深い層にまで届くのが特徴です。
しかし、光脱毛ですから、レーザーのような高出力にならず、肌へのダメージが少ないことはメリットになります。
ひげ脱毛に必要な回数
ヒゲ、VIO、ワキなど太い濃い毛がある部分にも、必ず毛周期があります。
毛周期には、3つの段階があります。
段階 | 特徴 |
成長期 | 毛乳頭が新しい毛を作り出して、成長する期間 体毛全体の20%程度しかありません。 |
退行期 | 毛乳頭の活動が衰えて、毛乳頭から毛が離れて抜けていく期間 体毛全体の10%前後。 |
休止期 | 毛が抜けた後に、毛乳頭が休息する期間 体毛全体の70%~80% |
つまり、3つのサイクルに対して、適切なタイミングを選ばなければいけないのが、従来の脱毛機でした。
SHRは、バルジ領域にダメージを与える仕組みなので、いつのタイミングで照射しても効果が期待されていました。
IPLは、成長期の毛にしか効かないため、2,3ヶ月に1回の頻度で行うことが適切とされていました。
LED脱毛は、毛乳頭とバルジ領域にダメージを与えることができるため、時期を問わず、繰り返し照射が可能です。
いくらLED脱毛でも、休止期の毛に対してはなかなか効果を発揮することができません。
つまり、回数を重ねていくことで、効果を発揮します。
大まかな目安としてゃ、10回以上となります。
自己処理はしない方が良い
脱毛に通う際には、施術後には自己処理に注意が必要です。
ひげ脱毛後の自己処理の種類と注意点
自己処理の方法 | 注意点 |
T字髭剃り | ひげ剃りの一般的な方法の一つ。 剃刃によって、黒ずみ乾燥、炎症の原因になることもあります。 処理した後でも2日程度で生えてくるのが一般的です。 |
毛抜き | ほくろや乳輪など、ちょっとした毛が気になる時に処理をする時に使う人は多い。 埋没毛や毛嚢炎の原因になることもあります。 毛穴が広がってしまうことで、雑菌が侵入し、炎症を起こしやすくします。 |
除毛 | クリーム、ジェル、除毛器などがあります。 毛抜きと同様に、埋没毛や毛嚢炎の原因になることもあります。 毛の向きがバラバラになってしまうこともあります。 |
ワックス脱毛 | 肌に合わない場合には、かぶれや炎症を起こすこともあります。 |
つまり、処理をするなら、電気シェーバー等を軽く当てる程度のほうがおすすめです。
LED、ひかり、レーザーの比較ポイント
結果的に、どれが一番効果があるの?
こんな悩みを抱えている方に選び方をご紹介します。
メリットデメリットの比較
光でもレーザーでも回数を重ねる必要があります。
特にひげ脱毛で厄介なのは、次のようなデメリットです。
- 痛みの違い
- 硬毛化や火傷、炎症のリスク
- 日焼けによる色素沈着などの肌へのダメージ
- 日焼け止めを使い続ける必要性
- 膨大な費用が掛かる医療レーザー脱毛やニードル脱毛
など費用、経過、痛みという3つを比較することが大切です。
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医療脱毛について、現場で10年以上携わってきた私からすれば、レーザーで行う痛みや硬毛化のリスクを考えると、LED脱毛で回数を重ねた方が肌トラブルが少ないと思います。