毛穴の黒ずみやくすみにお悩みの方、角栓を押し出すことで改善しようと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、角栓を無理に押し出すと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
今回の記事では、
- 角栓を安全に押し出す方法
- やってはいけないNG行為
- 角栓ケアの基本
などについて、詳しく解説します。
角栓とは?
角栓とは、皮脂や古い角質が毛穴に詰まったものです。
毛穴が開いてくると、角栓が黒く見えてきます。
これが、毛穴の黒ずみやくすみの原因となります。
角栓を押し出す前に
角栓を押し出す前に、以下の点に注意しましょう。
- 洗顔で肌を清潔にします
- 蒸しタオルで毛穴を開かせます
- 角栓を押し出しやすい状態にします
洗顔で肌を清潔にする
まずは、洗顔で肌の汚れや皮脂をしっかり落としましょう。
洗顔料は、肌質に合ったものを選びましょう。
蒸しタオルで毛穴を開かせる
蒸しタオルで毛穴を開かせることで、角栓を押し出しやすくなります。
蒸しタオルは、50~60℃程度のお湯で濡らして絞ったタオルを使用します。
【毛穴の黒ずみ撃退!】蒸しタオルで角栓をすっきりオフする方法
角栓を押し出しやすい状態にする
角栓を押し出しやすくするために、以下のポイントを押さえましょう。
- 毛穴が開いているタイミングで押し出す
- 指の腹を使って優しく押し出す
- 無理に押し出さない
角栓の正しい押し出し方
角栓を押し出すときは、以下の手順で行いましょう。
- 指の腹で優しく押し出す
- 毛穴の開きに合わせて、斜め45度の角度で押し出す
- 無理に押し出さない
角栓を押し出すタイミング
角栓を押し出すのに最適なタイミングは、お風呂上がりです。
お風呂の蒸気で毛穴が開いています。
そのため、角栓を押し出しやすくなっています。
角栓を押し出す際のNG行為
角栓を押し出す際には、以下のNG行為を避けましょう。
- 爪で押し出す
- 毛穴を広げる器具を使用する
- 無理に押し出す
爪で押し出す
爪で角栓を押し出すと、肌を傷つけてしまう可能性があります。
爪には角質や汚れが付着しています。
それが毛穴に入り込んで炎症を起こす原因となります。
毛穴を広げる器具を使用する
毛穴を広げる器具を使用すると、一時的に毛穴が開きます。
しかし、その反動で毛穴が引き締まり、角栓がさらに詰まってしまう可能性があります。
また、器具によっては肌を傷つけてしまう可能性もあります。
無理に押し出す
角栓がうまく取れない場合は、無理に押し出さないでください。
無理に押し出すと、
- 毛穴が開いてしまう
- 炎症を起こしたりする
可能性があります。
洗顔せずに押し出す
洗顔せずに角栓を押し出すと、皮脂や汚れが毛穴に入り込みやすくなります。
炎症を起こす原因となります。
毎日押し出す
角栓を毎日押し出すと、肌を傷つけてしまう可能性があります。
角栓は、週に1~2回程度押し出すのが目安です。
乾燥した状態で押し出す
乾燥した状態で角栓を押し出すと、肌を傷つけてしまう可能性があります。
角栓を押し出す前に、蒸しタオルなどで毛穴を開きましょう。
肌を柔らかくしてから行いましょう。
化粧水や乳液を塗らずに押し出す
化粧水や乳液を塗らずに角栓を押し出すと、肌を乾燥させてしまいます。
角栓を押し出した後は、化粧水や乳液でしっかりと保湿しましょう。
角栓ケアの基本
角栓を根本から改善するためには、以下の角栓ケアの基本を徹底しましょう。
洗顔
朝晩、1日2回の洗顔を行いましょう。
皮脂や汚れをしっかり落としましょう。
保湿
肌が乾燥すると、皮脂の分泌が過剰になります。
角栓が詰まりやすくなります。
化粧水や乳液でしっかりと保湿しましょう。
ピーリング
週に1~2回のピーリングで、古い角質を除去しましょう。
ピーリングの種類と効果、選び方、正しい使い方まで!つるつるすっぴん肌を目指す
角栓が取れない場合の対処法
角栓がどうしても取れない場合は、無理に押し出さずに、皮膚科を受診しましょう。
皮膚科では、保険適用の範囲内で薬の処方や処置を行ってくれます。
角栓を押し出すことは、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
正しい角栓ケアの基本を徹底しましょう。
無理に押し出さないようにしましょう。